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わし鼻・段鼻をハンプ切除手術で修正し美しい鼻すじにするためのポイント

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鼻すじの一部が前に張り出したわし鼻も、軽度であれば、ほかのパーツとのバランスでとても美人に見えたり、ハンサムに見えたりすることがあります。
しかし、鼻は顔全体の印象を大きく左右するパーツであり、特に女性の場合は、わし鼻・段鼻が目立つことによって、どうしても愛らしい印象に欠けてしまいがち。
そんなわし鼻コンプレックスを半永久的に解消させる方法が、突き出た鼻の骨を削り、曲がった鼻すじをまっすぐにする、わし鼻・段鼻修正,ハンプ切除です。

1.わし鼻を修正するハンプ切除手術の特徴

鼻すじの中央部分が大きく出っ張っているわし鼻や、鼻すじに段ができている段鼻の飛び出た骨の部分を、ハンプといいます。
わし鼻・段鼻修正,ハンプ切除は、その飛び出た余分な骨や軟骨を切り取り、横から見た鼻のラインを自然でなめらかに修正していく手術です。
わし鼻・段鼻になっている原因を取り除く方法なので、効果は半永久的です。
また、操作は全て鼻の穴の中から行うことができるため、術後に傷跡が目立つ心配もありません。
ただし、ハンプ切除を行うと、骨を削ったぶんだけ鼻は低くなります。
このため、手術に向いているのは、わし鼻・段鼻で鼻が高すぎるタイプになりますし、鼻の状態によっては、骨切り幅寄せ手術を併用したほうがよいケースもあります。
経験上、日本人のわし鼻・段鼻の約50%はハンプ切除のみできれいな鼻になりますが、残りの50%はハンプ切除+骨切り幅寄せ手術を行ったほうがきれいな鼻に仕上がります。

2.基本の術式

局所麻酔下で片側の鼻の穴の中を切開し、わし鼻・段鼻の原因になっている余分なハンプを切除します。
実際、ハンプを切除するだけで、鼻すじがきれいに通るケースもありますが、切除範囲が大きい場合には、取り出した骨を細工したうえで切除部位に戻し、鼻すじを作ることになります。
この操作を、ハンプ再移植といいます。

2-1.ハンプ切除

ワシ鼻・段鼻の人は、鼻骨と外側鼻軟骨が発達し、突出しています。
切除するのも、そのもっとも突き出た部分です。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

(1)ハンプの突出部をハサミとノミで切除します。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

突出が軽度な場合、わずかな変化を希望する場合には、ノミで切り落とさずに、ヤスリで削って形を整えます。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

(2)突出部がなくなり、なだらかな鼻のラインになります。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

2-2.ハンプ再移植

主に、ハンプが大きく発達している人に対して行う操作です。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

もともとハンプが大きく発達している人に対して、骨が平らになるまで大きくハンプを切除すると、鼻すじがなくなってしまうことがあります。
その場合は、切除した鼻骨を小さく細工し、平らになった部分に戻すことで、鼻すじを作ることができます。
以下は、断面図(ハンプの最突出部分)による操作のイメージです。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

(1)突出した鼻骨と外側鼻軟骨を大きく切除します
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

(2)切除したハンプの軟骨部分を取り除き、鼻骨部分を小さく細工します
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

(3)細工した鼻骨を切除部位に再移植します
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

3.デザインと仕上がりのイメージ

わし鼻・段鼻を改善させたい人にも、ほぼまっすぐにしたい、マイルドなわし鼻を残したい、少しくぼませて反った感じにしたいなど、それぞれ理想とする鼻の形があります。
ハンプ切除手術では、ハンプの切除量や削る量、あるいは再移植をするかしないかなどを調節することで、そのような要望にも、ある程度は合わせることが可能です。

3-1.まっすぐな鼻にしたい場合

高さも大きさもあるわし鼻・段鼻も、横から見て、ほぼまっすぐなラインになるよう余分なハンプを切除すると、スッキリした鼻すじになります。
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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump006.html

3-2.マイルドなワシ鼻にしたい場合

ややハンプを残して切除します。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

3-3.反り返ったラインの鼻にしたい場合

ハンプを大きく切除すると、横から見て反ったラインの鼻になります。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

4.ハンプ切除+骨切り幅寄せ手術の適応

強度のわし鼻・段鼻でハンプが大きく発達している人は、鼻の骨が横にも大きく発達していることがあります。
このタイプの人がハンプ切除のみを行うと、正面から見たときの鼻すじがなくなるので、横に広がった鼻が余計に強調されてしまうため、骨切り幅寄せ手術を併用するのがベストです。
ハンプを切除したのち骨切り幅寄せ手術を行い、鼻の横幅を細くすることで、横から見ても正面から見ても、きれいな鼻すじになります。
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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

◆ハンプ切除と骨切り幅寄せを同時に行った症例(20代女性)
「わし鼻を治して鼻すじをきれいに通したい」との要望でしたが、ハンプ部分の骨が発達し、横にも広がっていたため、同時に骨切り幅寄せ手術を実施。
手術後は、横から見た鼻根部から鼻尖までのラインがほぼまっすぐになり、わし鼻は改善されました。
また、正面から見たときの鼻根部から鼻背にかけての横幅が細くなり、鼻すじもきれいに通っています。
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Before
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Before(斜め)
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Before(横)
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After(6ヶ月後)
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After(6ヶ月後 斜め)
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After(6ヶ月後 横)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump011.html

5.術後の固定

わし鼻・段鼻修正では、術後に一定期間、テーピングやギブスで手術部位を固定する必要があります。

5-1.ハンプ切除のみ行った場合

腫れを防ぐ目的で、テーピングによる圧迫固定を3〜7日間ほど行います。

5-2.ハンプ再移植を行った場合

移植した骨がずれないように、ギプスで1〜2週間ほど固定します。

5-3.同時に骨切り幅寄せ手術を行った場合

2週間程度のギプス固定が必要です。

6.ダウンタイムと日常生活の注意

骨を切る手術は、ほかの手術にくらべて腫れが強く出る傾向があります。
テーピングやギプスで圧迫固定するため、鼻はあまり腫れませんが、そのぶん目のまわりが腫れることが多いです。
まぶたが強く腫れてしまうと、ある程度引くまで1週間ほどかかります。
しかし、ハンプ切除のみを行った人は、早ければ3日ほどで大きな腫れは引き、テーピングも取ることができます。
このため、3〜7日程度休んで出勤・登校される人がほとんどです。
ハンプ再移植や骨切り幅寄せを行った場合は、1〜2週間のギプス固定が必要になるため、2週間くらい休みを取って手術を受ける人が多いです。
ただし、手術部位が完全に落ち着き、完成するには6ヶ月間ほどかかります。
特に術後の1週間は、手術部位や傷跡が不安定で腫れも強く出やすいため、ダウンタイムを長引かせないためにも、以下の点に注意してください。

6-1.うつぶせ寝は避ける

うつぶせで寝ると鼻に長時間強い外力が加わり、負担がかかってしまいます。
術後1週間が過ぎれば、外力が加わることで問題が生じる可能性は低くなりますが、普段どおりにうつぶせで寝るのは、6ヶ月が経過するまで控えたほうが無難です。
同様に、術後の6ヶ月間(特に術後1週間)は子どもに鼻を叩かれたり、ぶつかってこられないよう十分に注意する必要があります。

6-2.鼻は強くかまない

鼻の穴の中の傷がしっかりとくっつき、治るまでは鼻をかむこと自体を控えます。
鼻水が出たら軽くふき取り、鼻炎の人は症状を薬で上手にコントロールしてください。
1週間後に抜糸をすれば鼻もかめるようになりますが、強くかむと手術部位に負担がかかるため、術後1ヶ月が過ぎるまでは、小鼻を軽く押さえてやさしくかむよう心がけます。

6-3.血流をよくしすぎない

創部を濡らさなければ、洗顔もシャンプーも手術当日から行うことができます。
ただし、術後早期に血流がよくなりすぎると腫れが強く出ることがありますし、術後の24時間は傷口から出血してくるリスクもあるため、入浴による温まりすぎに注意します。
術後2日めまでは首から下に軽くシャワーを浴びる程度とし、3〜6日めもぬるま湯での首から下の入浴か下半身浴で済ませるのが無難です。
同様に、術後の24時間は必要以上に体を動かさずに安静に過ごし、積極的な運動も6日めまでは控えます。
術後7日め以降は熱いお湯に普通につかっても大丈夫になりますし、サウナや岩盤浴、運動も徐々に再開してかまいませんが、まだ無理はしないこと。
体を温めたり、激しく動いて創部に痛みや違和感を覚えた場合は、その場で中止し、さらに創部が落ち着いてくるのを待ちましょう。

7.ハンプ切除以外の方法でわし鼻を改善させたい人へのアドバイス

ハンプ切除手術は骨を操作する手術です。
また、ハンプを切除することによって鼻も低くなるため、できればハンプ切除以外の方法でわし鼻・段鼻を治したい、という人もいます。
その場合、ハンプのいちばん高いところに合わせて、鼻根部の低いところにヒアルロン酸注射したり、シリコンプロテーゼを挿入すれば、わし鼻・段鼻は目立たなくなります。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/nose/hump.html

ただし、ヒアルロン酸注射やプロテーゼによるわし鼻・段鼻修正は、鼻を高くすることによって鼻すじを整える方法です。
大きなわし鼻を気にする人がヒアルロン酸やプロテーゼによる修正を行った場合、かえって鼻が目立ってしまうこともあり得るため、慎重に検討する必要があります。

8.まとめ

わし鼻・段鼻で曲がった鼻すじは、ヒアルロン酸注射やプロテーゼ挿入でも、ある程度まっすぐにすることができます。
しかし、突起が高くて大きいわし鼻・段鼻の修正に向いているのは、ハンプ切除・再移植です。
デザインによって軽いわし鼻を残したり、やや反り返った鼻すじを作ったりすることもできるため、理想の鼻の形がある人は、カウンセリング時に相談してください。
また、鼻の骨が横にも広がっている人は、骨切り幅寄せ手術を併用すると、よりきれいな鼻すじを手に入れることができます。
その場合、ハンプ切除と骨切り幅寄せ手術を行うのがベストな選択となりますが、先にハンプ切除のみを行い、腫れが引いてから、骨切り幅寄せ手術を受けることも可能です。