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笑うと歯茎が見えるガミースマイルを治して自然な笑顔になる2つの方法

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笑ったときに歯茎が丸見えになってしまう、ガミースマイル。
思いっきり笑ったときは、誰でも歯茎が見えるものですが、あまりに歯茎の印象が強いと、顔全体の美しさまでそこなわれてしまいがちです。
ただ、ガミースマイルは耳介(じかい)軟骨移植による手術、あるいはボトックス・ボツリヌストキシン注射によって、意外と簡単に解決することできます。
どちらの方法を選択するかも、自分で決めることが可能です。

1.ガミースマイルの原因

笑ったときに歯茎が大きく露出してしまう状態を、ガミースマイルといいます。
思いっきり笑えば誰でも歯茎が見えますが、ガミースマイルは面積が通常よりも大きく、軽く笑っただけで、普通の人が思いっきり笑ったときと同じくらい歯茎が露出してしまいます。
ガミースマイルの原因はいろいろありますが、もっとも多いのは骨格や歯の形状によるものです。
たとえば、上あごの骨(歯茎の骨)が縦に長いと、歯茎に対して上唇が相対的に短くなるため、笑ったときに上唇が上がると、簡単に歯茎が見えてしまいます。
また、あごの骨や歯が前に出ている人も、笑ったときに歯や歯茎にスライドして上唇が上がるため、歯茎が見えやすい状態にあります。
実際、骨格や歯が原因でガミースマイルになっている人の多くは、これらの要因を持ち合わせ、あごの骨が縦に長く、前に出ていて、なおかつ歯も前に出ているのがもっとも多いタイプです。
まれに、上唇の長さや上唇を上げる筋肉の発達によりガミースマイルになっているケースや、歯茎の粘膜が歯におおいかぶさることでガミースマイルになっているケースも見られます。

2.ガミースマイルを修正する2つの治療

ガミ—スマイルの原因が、上あごの骨の長さや形状にある場合、上あごの骨を骨切り術で短縮させることが根本治療になります。
ただ、咬み合わせを調整するために同時に下あごも骨切りしたり、歯科矯正を長期にわたって行ったりする必要もあるので、現実的には難しいことが多いです。
ガミースマイルの問題は、笑ったときに歯茎が大きく出てしまうことです。
つまり、笑ったときに上唇が上がりすぎないように調整すれば、歯茎を目立たなくすることが可能です。
笑ったときに上唇が上がりすぎないような治療には、鼻柱と上唇の間に耳介軟骨を移植する「ガミースマイル手術」と、注射による「ガミースマイルボトックス・ボツリヌストキシン」の2つがあります。

2-1.効果が半永久的に持続する耳介軟骨移植

耳の裏から採取した耳介軟骨を、鼻の穴の中から鼻柱と上唇の間に移植し、つっかい棒とすることで、笑ったときに上唇が過度に上がるのを防ぎます。
移植した軟骨はその場に定着するので、効果は半永久的に持続しますし、傷跡も目立ちません。
ただし、術後は1週間ほど唇が腫れるため、ダウンタイムを確保する必要があります。

◆半永久的な効果を希望し、耳介軟骨移植を行った症例

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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/mouth/gammy001.html

2-2.メスを入れたくない人におすすめのボトックス・ボツリヌストキシン注射

上唇を上げる筋肉にボトックス・ボツリヌストキシン注射を注射し、動きを抑制することで、笑ったときに上唇が上がりすぎないようにする治療です。
効果の持続期間は約半年ほどですが、もちろん注射はくり返し打つことができます。
注射をくり返すと、効果の持続期間が長くなっていくケースも多いです。
また、注射をするだけなので、施術後の腫れもごくわずか。
翌日には腫れも引き、普段どおりに生活することができるため、ダウンタイムを取れない人にも向いています。
ダウンタイムを取れない場合は、とりあえず注射で修正し、時間ができた段階で手術をする方法もあります。

◆手術以外の治療を希望し、ボトックス注射を選択した症例

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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/mouth/gammy_botox001.html

◆ダウンタイムが取れず、ボトックス注射で治療した症例

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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/mouth/gammy_botox002.html

3.デザインのポイント

ガミースマイル治療の目的は、笑ったときの口もとを自然に整えることにあります。
思いっきり笑ったときに、全く歯茎が見えないのも不自然なので、ほどよいバランスにしなければいけません。
理想的なバランスは、軽く笑ったときに歯と歯の間から歯茎がちらっと見える状態、そして思いっきり笑ったときには歯茎が数ミリ見えるくらいの状態です。
そして、そのような状態に仕上げるために、当クリニックでは経験豊富な医師がしっかりとカウンセリングを行います。
笑ったときの表情や歯茎の見え具合から、上唇の上がり具合を緻密に調整し、施術を行っています。

4.耳介軟骨移植による施術

耳の裏側から、耳の真ん中のくぼんでいる部分の耳甲介(じこうかい)の軟骨を採取し、鼻の穴の中から鼻と上唇の境目に挿入します。
笑っていないときの顔は変わりませんが、笑ったときは挿入した耳甲介軟骨がつっかい棒となり、必要以上に上唇が上がらないので、歯茎も見えにくくなります。
傷跡は、耳の裏側と鼻の穴の中にあるので目立ちません。
挿入した耳介軟骨は、鼻と上唇の境目にしっかり定着するため、事故による損傷などがない限り、ガミースマイルが再発する心配もありません。

4-1.耳介軟骨の採取法

局所麻酔をかけて耳の裏側の皮膚を切開し、下図の赤い点線で囲まれた部分の軟骨を、板状にくり抜きます。


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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/mouth/gammy.html

採取後は、傷口を細い糸で縫合し、耳甲介の軟骨を採った部分に血液がたまらないよう軟膏ガーゼを詰めて、表面をガーゼでおおって保護します。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/mouth/gammy.html

軟骨はフレームワーク(枠組み)を残して採取するので、耳の形が変形することはありせんし、聴力に影響が出ることもありません。
くり抜いた部分の軟骨は、1年ほどで再生します。

4-2.移植の方法

右の鼻の穴の中を切開して、鼻の下から上唇まで皮下剥離してポケットを作ります。
作ったポケットに耳介軟骨を挿入し、鼻の穴の中の傷を細いナイロン糸で縫合して、手術終了です。

4-3.抜糸は1週間後

約1週間後に来院し、鼻の穴の中と耳の裏側の縫合糸を抜糸します。
抜糸後は耳の軟骨ガーゼも表面のガーゼも取りますが、傷跡は耳の裏なので、ほとんど目立ちません。

4-4.日常生活の注意

術後24時間に血流がよくなると、傷口から出血してくることがあります。
このため、手術当日は必要以上に体を動かさないように注意し、入浴も首から下に軽くシャワーを浴びる程度で済ませるのが無難です。
翌日になれば出血のリスクは低くなりますが、腫れを強く出さないためにも、術後6日めまでは積極的に体を温めたり、活発に動き回るのは控えたほうがよいでしょう。
7日め以降は普通に入浴して大丈夫ですし、サウナ浴や岩盤浴、ウォーキング、ジョギング、筋力トレーニングなどの運動も徐々に始めてかまいません。
ただし、積極的に体を温めたり、動かすことで、痛みや腫れ、違和感が生じた場合は無理しないこと。
術後28日め以降は、激しい運動やサウナ浴・岩盤浴も問題なくできるようになってくる可能性が高いので、それまではあせらず、体と相談しながら過ごしてください。

5.ボトックス・ボツリヌストキシン注射による施術

ボトックス・ボツリヌストキシンには、表情筋の過剰な動きを抑制する作用があります。
上唇を上げる筋肉に注射すると、笑ったときに上唇が過剰に引っ張られるのが抑えられ、歯茎が出にくくなります。
当クリニックでは、高品質のボトックスを極細の針で注射するので、痛みはほとんどありません。
施術後は、腫れを最小限に抑えるために保冷剤で5〜10分ほど程度冷やし、針穴から出血していなければメイクをして帰宅することができます。

5-1.施術後の経過

注入量やテクニックなどで多少の個人差はありますが、当クリニックの施術では、注射した2〜3日後から徐々に効果が現れ始めます。
約1週間で、十分な効果を実感できるようになってくるケースが多いです。
その後は、1ヶ月ほど強い効果が続き、4〜6ヶ月ほどかけて徐々に効果が弱まり、ほとんど元の状態に戻ります。
当クリニックでは高品質の長期間持続型製剤を、最大限の効果が発揮できる濃度で使用しています。
そのため、約6ヶ月間は笑ったときに上唇が上がりすぎるのを抑えられ、歯茎も目立たない状態が続きます。

5-2.リスクは内出血

ボトックス・ボツリヌストキシン注射で、もっとも多い合併症は内出血です。
主な原因は、施術時に針が細い血管に当たってしまうことです。
どんなに注意深く、ていねいに注射をしても、約10人に1人の割合で内出血が生じてしまいます。
注射後に血流がよくなることでも、内出血のリスクが生じるリスクが高まります。
内出血が生じた場合、消えるまで1〜2週間かかります。
リスクを下げるため、施術当日の入浴は体が温まらないよう、できれば軽めのシャワー程度で済ませ、激しい運動や飲酒、手術部位のマッサージも避けてください。

6.まとめ

ガミースマイルを治したい場合、耳介軟骨移植を選択すれば、半永久的に歯茎の目立たない、美しい笑顔を手に入れることができます。
メスを入れたくない人は、ボトックス・ボツリヌストキシン注射でより手軽に改善させることも可能です。
ただし、ガミースマイル修正は、医師の美的センスと高い技術を必要とする治療です。
さじ加減によっては十分な効果が出なかったり、かえって不自然な笑顔になってしまったりするリスクもあり得るので、クリニック選びは慎重に行ってください。