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妊娠線やほくろなど密かに悩んでいる人が多い治療の正解はコレ!

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皮膚が急激に伸びて繊維組織が破壊されることで生じるのが、妊娠線や皮膚線条(皮膚割れ)です。
ほくろの治療には、メスで切除縫縮する方法と、CO2レーザーがありますが、レーザー治療は再発することがあるといわれます。
それぞれ、医師に詳しく解説してもらいます。

1.妊娠線や皮膚線条はきれいにできる?

「妊娠線をきれいにすることはできますか?」
「急に太ったら、肩、胸、お腹、お尻、太ももなどに、皮膚線条ができてしまったのですが、これを消すことはできますか?」
などと、質問されることがあります。
妊娠線、皮膚線条は、皮膚が急激に伸びてしまい、皮膚の繊維組織が破壊されることで生じます。
妊娠線は、妊娠時にお腹の皮膚が伸びたためにできるものですが、できる人とできない人がいます。
生まれつきの皮膚の性質に左右されますが、妊娠時に必要以上に太ってしまった人、妊娠中毒症になった人はできやすいです。
妊娠線以外の皮膚線条は、急激に太った場合にできやすく、主に肩、お腹、お尻、太ももなどにできます。
また、成長期にバストが急激に大きくなると、皮膚線条ができることもあります。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/topics/column/body/36.html

1-1.赤みや青みはVビームを照射する

いったんできてしまった妊娠線や皮膚線条は、残念ながら完全に消すことはできません。
妊娠線や皮膚線条は、できたばかりのときは毛細血管が拡張しているため、赤みや青みがあるので目立ちます。
数ヶ月〜2年程度で、赤みや青みは自然に目立たなくなることが多いです。
より早く、より目立たなくしたい方は、状態に合わせてVビームを1〜3ヶ月間隔で照射するといいです。
Vビームについては、詳しくは、「フォトフェイシャルやフォトRFの効果とリスクを医師が徹底解説」を参照してください。
赤みや青みが落ち着いた頃には、ピーク時にくらべて皮膚線条は多少目立たなくなっていますが、縦に走る縞模様としわは残ります。
縞模様やしわについては、サーマクールCPT、ポラリス、フラクセル2などの照射系治療を行うことがありますが、効果はわずかです。
治療前の皮膚線条の縞模様やしわを10とすると、上記の照射系治療を1ヶ月間隔で10回行って8〜9になる程度で、それ以上照射してもほとんど変化がありません。
妊娠線や皮膚線条を目立たなくするクリームというものも市販されていますが、あまり効果がないというのが現状です。

◆フラクセル2の妊娠線治療の症例
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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/flaxel013.html

1-2.外科的手術で腹部の妊娠線をなくすこともできる

お腹の妊娠線や皮膚線条は、外科的手術をすることがあります。
お腹の皮膚が過剰にたるんでエプロンのように垂れ下がっている場合、たるんでいる皮膚を切除して縫合する、腹リダクション(お腹のたるみ取り)という手術を行います。
へその下で皮膚を切除することが多いので、へその下の部分に、わき腹からわき腹までの横に長い1本の傷が残ります。
皮膚を切除するため、その部分の妊娠線や皮膚線条はなくなります。
ただ、腹リダクションを行う方は、妊娠線や皮膚線条が広範囲にあるため、取りきれなかった妊娠線や皮膚線条が傷の上下に残ることも多いです。
そもそもこの手術は、妊娠線や皮膚線条を治すのが目的ではありません。
エプロンのように垂れ下がった邪魔な皮膚を切除するのが目的で、結果として切除した皮膚の妊娠線や皮膚線条がなくなります。
たるんだ皮膚がなくなる代わりに傷がつくので、傷をつけてでもたるんだ皮膚を取り除きたいという人に適応する手術です。
妊娠線や皮膚線条があっても、皮膚がたるんでいない人には適応になりません。
腹リダクションの傷は、丁寧に縫合して可能な限り綺麗にさせていただきますが、それでも傷が完全に消えることはないので、近くで見ればわかる傷です。

◆腹リダクションでお腹のたるみを取り妊娠線を改善した30代女性の症例
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Before
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After(6ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/diet/hara001.html

2.ほくろのCO2レーザー治療は再発することがある?

ほくろの治療には、CO2レーザーによる治療と、メスで切除縫縮する方法があります。
額やボディなどの大きいほくろは、切除縫縮することがあります。
それ以外のほとんどのほくろは、CO2レーザーで治療することが多いです。
切除縫縮する場合は、ほくろを確実に切除すれば、再発することはまずありません。
CO2レーザーで治療する場合は、ごくまれに再発することがあります。
これは、正確にいえば再発ではなく、ほくろの取り残しがあり、それが後から現れてくるのです。

2-1.再発するのはきれいに治したい気持ちの表れ

では、なぜ取り残しが起こるのでしょう。
CO2レーザーは、ほくろを根っこまで焼く治療です。
治療直後は、穴がポッコリとほくろの大きさにあいて、数週間〜数ヶ月かけて穴が縮んで平らになり、目立たなくなります。
小さな穴なら、数ヶ月で跡形もなくほとんど消えてしまいます。
大きな穴になると、数ヶ月たっても、もともとあったほくろの面積より一回り小さい、水疱瘡(みずぼうそう)のようなクレーター痕が残ります。
小さなクレーター痕が残っても、もともとのほくろほどは目立ちません。
ほくろは年々大きくなるので、その心配もなくなります。
CO2レーザー治療は、大きな穴をあければ、ほくろの取り残しは絶対に起こりませんが、逆に痕が目立ちます。
痕がなるべく目立たないよう、できるだけ小さな穴で治療しようとすると、10%くらいの確率でわずかな取り残しが出てしまいます。
取り残しがあると、数ヶ月たった頃に、小さく黒くポツっと再発してしまいます。
再発した場合、黒くポツっとしたところだけをCO2レーザーで治療します。
当クリニックでは、万が一再発した場合は、診察料のみで再治療させていただきます。
ほくろのCO2レーザー治療で再発するのは、少しでもきれいに治したいという気持ちの表れです。
もしも再発したら、ぜひ再治療に来てください。

2-2.顔のほくろをCO2レーザーで除去した症例

20代の女性です。
顔のほくろを取りたいとのことでした。
顔のほくろは、切除縫縮手術にするとかなり長い傷跡になることが多いため、CO2レーザーで焼いてくり抜くことにしました。
術後は、小さな傷跡がわずかに残りましたが、ほとんど気にならない程度になりました。
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Before
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After(6ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/hokuro_ibo_aza013.html

2-3.やや大きめのほくろをCO2レーザーで除去した症例

左の頬の長径約7mmのほくろの除去が希望でした。
この大きさのほくろは、CO2レーザーで焼く方法と、切除縫縮手術のどちらも可能です。
料金が安く、術後の通院も必要ないCO2レーザーにしました。
1〜2mmの小さなほくろだと、ほとん跡形もなくなってしまうことがありますが、このような7mmくらいで根が深いほくろだと、少しくぼみが残ることがあります。
術後は少しくぼみがありますが、ほとんどわからない程度になりました。
このような顔の盛り上がったほくろは、歳をとると大きくなることが多いので、早いうちに取ってしまったほうが痕が目立ちません。
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Before
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After(6ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/hokuro_ibo_aza009.html

3.ほくろのCO2レーザー治療後の日常生活について

CO2レーザーでほくろを除去した後、いつから洗顔やメイクをしていいかを説明します。

3-1.洗顔について

ほくろをCO2レーザーで除去した後、洗顔は治療当日から可能です。
治療直後は、ほくろのあった部位は少しくぼんで、ジュクジュクした生傷の状態になっています。
最初の1週間くらいは、ほくろのあった部位はあまりこすらないように洗ってください。
治療当日から洗顔フォームや洗顔料、石けんを使って洗顔してもかまいません。
ただ、ほくろのあった部位はしばらくはくぼんでいるので、洗い終わった後、くぼんだ部分に洗顔料などがたまって残らないよう、しっかりすすいでください。

3-2.メイクについて

ほくろをCO2レーザーで除去した直後は、ほくろのあった部位はくぼんでいて、ジュクジュクした生傷の状態になっています。
3〜7日くらいすると、元のほくろの大きさ、深さにもよりますが、ジュクジュクしていたところにかさぶたができて、乾いた状態になります。
乾いた状態になれば、ほくろのあった部位にファンデーションを塗ったり、メイクしたりしても大丈夫です。
メイクの後にクレンジングや洗顔をする際は、ほくろのあった部位にファンデーション等が残らないよう、しっかりとすすいで洗い流してください。
かさぶたが張るまでのジュクジュクしている間に、どうしてもメイクしたい場合は、ほくろのあった部位を避ければ大丈夫です。
どうしてもほくろのあった部位にメイクしたい場合は、専用のテープを貼れば、その上からメイクすることができます。

4.まとめ

妊娠線や皮膚線条は、できたばかりのときは赤みや青みがあるため目立ちます。
早く目立たなくしたい場合は、Vビーム照射がいいです。
お腹の妊娠線や皮膚線条は、たるんでいる皮膚を切除して縫合する、腹リダクションという手術を行うと、皮膚を切除するためなくなります。
ほくろの治療には、CO2レーザーによる治療と、メスで切除縫縮する方法があります。
切除縫縮する場合、ほくろを確実に切除すれば、再発することはありません。
CO2レーザーで治療する場合、痕が目立たないよう小さな穴で治療すると、10%くらいの確率で取り残しが出てしまい、それが後から現れてくることがあります。
CO2レーザー治療の場合、洗顔は当日から可能です。
ほくろのあった部位はしばらくくぼんでいるので、そこに洗顔料などが残らないよう、しっかりすすいでください。
3〜7日くらいして乾いた状態になれば、ほくろのあった部位にメイクしても大丈夫です。

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