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眼瞼下垂の手術で目をパッチリと大きくするために注意すべきこと

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まぶたの開きが悪い人に行う眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術は、そうでない人も美容目的で行うことができますが、やりすぎに注意が必要です。
また、眼瞼下垂の手術で、目から眉までの距離が近くなるしくみも解説します。

1.眼瞼下垂手術のデザインと仕上がりについて

眼瞼下垂の手術の、デザインと仕上がりについて解説します。
眼瞼下垂の手術は、本来はまぶたの開きが悪く、日常生活に不自由な人に対して行う手術です。
まぶたの開きがそれほど悪くない人に対しても、眼瞼下垂の手術を行うことはできますが、この場合、まぶたの開きをさらによくすることになります。
ただし、まぶたの開きをよくしすぎてしまうと、ビックリ目やキツい目になったりすることがあります。
各々のケースでの、デザインと仕上がりについて解説します。

1-1.まぶたの開きが悪い場合

軽度の先天性下垂、または後天性の腱膜性下垂などで、まぶたの開きが悪く、日常生活に支障がある、病的な眼瞼下垂に対して行います。
後天性の原因には、コンタクトレンズ(特にハードコンタクト)の長期連用、アトピー性皮膚炎などで目をよくこする、そして加齢などがあります。
手術をしてまぶたの開きが改善すると、不自由だった日常生活が快適になることが多いです。
また、眼精疲労、頭痛、肩こり、腰痛なども改善することが多いです。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

1-2.まぶたの開きが悪い症例

◆まぶたの開きが悪く左右差もある症例

30代の女性です。
目の開きに左右差があるのが悩みでした。
右目は強度の眼瞼下垂で、まぶたの開きがかなり悪く、左目は軽度の下垂でした。
原因は、コンタクトレンズの長期装用や、目をよくこする癖などの、後天性眼瞼下垂と考えられます。
眼瞼下垂の手術をまぶたの開きが悪い方の目だけにすると、手術していない方のまぶたが下がってしまう、いわゆるヘリング現象が起こることがあります。
しかも、両目を手術するほうが、左右差の修正がしやすく、最終的な仕上がりも左右の差が出にくくなるので、手術は両目同時に行いました。
手術は、黒目が70〜80%程度は見えるように調節しました。
術後は、両目のまぶたの開きがよくなり、左右差もなくなって、二重のラインがはっきり出るようになりました。

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Before
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After(4ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken027.html

◆老人性の眼瞼下垂の症例

加齢とともに進行していく、老人性の眼瞼下垂です。
まぶたが半分しか開かず、右目は、黒目が30%くらいしか出ていません。
年齢より老けて見られるだけでなく、目のくぼみ、頭痛や肩こりにも悩まされ、日常生活でもかなり不自由していました。
手術後はまぶたの開きが改善し、若々しく見えるばかりか、ひどかった頭痛や肩こりも解消しました。

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Before
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After(1ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken012.html

1-3.病的ではない眠たそうな目を美容目的で行う場合

病的というほどの眼瞼下垂ではありませんが、眠たそうな目をしている方に、美容目的でまぶたの開きをよくして、目をパッチリと大きくしたい場合に行います。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

1-4.眠たそうな目の症例

20代の女性です。
病的な腱膜性眼瞼下垂ではありませんが、まぶたをしっかりと開けられず、眠たそうな目をしていました。
まぶたが重たそうで、二重なのにラインがはっきりしません。
手術すると、黒目が90%近く露出するようになり、目がパッチリと格段に大きくなりました。

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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken009.html

1-5.まぶたの開きが悪いわけではないが美容目的で行う場合

眼瞼下垂ではなく、まぶたを挙げる眼瞼挙筋の機能も十分ですが、美容目的でまぶたの開きをさらによくし、目をパッチリと大きくする場合に行います。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

1-6.眼瞼下垂の手術で幅の広い平行型二重を作った症例

20代の女性です。
一重まぶたで、皮膚がかぶさっているのでまぶたの開きが悪いように見えますが、挙筋機能そのものは悪くありません。
幅のある平行型二重が希望で、まぶたの皮膚が厚く、蒙古ひだも適度に発達していたので、眼瞼下垂の手術にしました。
眼窩内脂肪とROOF(眼輪筋下脂肪組織)は適量切除しましたが、皮膚は切除していません。
術後は、黒目が80%近く露出するようになりました。

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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken025.html

1-7.美容目的の眼瞼下垂の手術の注意点

眼瞼下垂の手術で、まぶたをあまり大きく開けると、ビックリ目やキツい目になってしまいます。
目をできるだけ大きくしたいという人でも、せいぜい黒目の出る割合を80〜90%くらいにしなければなりません。
もしも黒目を100%出してしまうと、まぶたを普通に開けているだけでも、やや威圧感のある、キツい印象の目になってしまいます。
ちょっと目力を入れたり、眉を上げたりすると、黒目の上の白目が出て上三白眼になり、かなり怖い目になってしまいます。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

また、「普段から大きめのカラコンをつけてるので、その状態で黒目が90%見えるようにしてください」という患者さんがいます。
そのような目を手術で作ったら、カラコンをつけた状態ならまだいいですが、外した裸眼の状態では、上三白眼の非常に怖い目になってしまいます。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

将来、ドライアイになり、コンタクトレンズをつけることができなくなる可能性もあります。
そもそも、カラコン自体がダサい時代が来るかもしれませんし、年を取ってから大きなカラコンをしているのは違和感があります。
こうした手術は、おすすめしないことが多いです。

1-8.つり目の人が目頭側のまぶたを上げる場合

目の内側、つまり目頭側のまぶたの開きが、外側(目尻側)にくらべてあまりよくないため、つり目が強調されてしまっている人に行う方法です。
目の内側のまぶたの開きを特によくすることで、つり目のキツい印象を解消することができます。
他院の眼瞼下垂の手術の修正でも、この方法を行うことがあります。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

1-9.目尻側のまぶたを上げてつり目にする場合

目の外側。つまり目尻側を中心にまぶたの開きをよくすると、タレ目っぽい印象を解消したり、つり目っぽくしたりできます。
内側、つまり目頭側の開きにくらべて、外側の開きが悪い人に対して行うことが多いです。
他クリニックで行った眼瞼下垂の手術の修正にも、行うことがあります。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/ganken.html

2.目から眉までの距離を近づける方法

目のカウンセリングをしていると、「目から眉までの距離を近づけたいです」と頼まれることが多くあります。
一般的に、目から眉までの距離が近いと、キリっとした凛々しい印象になり、距離が遠いと、やや間の抜けた印象になることが多いです。
ただ、目から眉までの距離が近いと、見方によってはきつい印象になるので、優しい印象になりたい人は、あまり近づけないほうがいいです。
また、白人や白人とのハーフの人は目から眉までの距離が近いので、行為顔になりたい人は、距離を近づける手術をすることがあります。

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目から眉までの距離が遠い=普通の日本人の顔
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目から眉までの距離が近い=白人や白人とのハーフ顔
【出典:http://www.takasu.co.jp/topics/column/face/109.html

目から眉までの距離を近づけるには、いろいろな方法があります。
眼瞼下垂の手術を行うと、まぶたの開きがよくなるだけでなく、今まで開きにくい目を少しでも開けるために無意識に挙げていた眉が、かなり下がります。
そのため、目から眉までの距離が近くなります。
眼瞼下垂の手術ほどではありませんが、一重まぶたの人は、埋没法や切開法で二重を作るだけでも、まぶたの皮膚のかぶさりが持ち上がり、目が大きく開くようになります。
そのため、今まで目を開けようとして挙げていた眉が下がり、目から眉までの距離が近づきます。
奥二重の人が、二重の幅を少し広げた場合でも、同じことが起こります。
ただ、二重の幅を極端に広げてしまうと、かえってまぶたが開きにくく眠たそうな目になり、眉はあまり下がらないことがあります。
二重のラインでまぶたのたるみを取る手術や、眉の下でまぶたのたるみを取る上眼瞼リフトでも、まぶたのたるみが解消されることで、目が大きくなります。
今まで挙げていた眉も下がるので、目から眉までの距離が近づきます。

3.まとめ

眼瞼下垂の手術は本来、まぶたの開きが悪い人に行うものです。
まぶたの開きが悪い原因には、先天性の下垂や、コンタクトレンズの長期連用、アトピー性皮膚炎などで目をよくこする、加齢などの後天性の腱膜性下垂があります。
まぶたの開きが悪くない人は、美容目的で眼瞼下垂の手術を行うことができます。
眠たそうな目をパッチリと大きくしたり、幅の広い平行型二重を作ったりできます。
ただし、まぶたの開きをよくしすぎてしまうと、ビックリ目やキツい目になったり、かなり怖い上三白眼になったりするので、注意が必要です。
白人や白人とのハーフ顔は、目から眉までの距離が普通の日本人よりも近いので、近づけたいという要望はよく聞きます。
眼瞼下垂の手術を行うと、まぶたの開きがよくなるので、目を開けるために今まで無意識に挙げていた眉がなり下がるため、目から眉までの距離が近くなります。