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涙袋をヒアルロン酸で作るなら精一杯ふっくらさせるべき?将来も考えて

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涙袋を作る場合、どのくらいふっくらさせたいか、どこをふくらませたいかは、人によって違います。
ここでは、そんな涙袋のデザインについて考えてみました。
涙袋は、若さの象徴でもあります。
加齢など、将来のことも考えて、涙袋の疑問に答えます。

1.涙袋のデザインと仕上がり

涙袋ヒアルロン酸注射のデザインと仕上がりについて解説します。
私(高須幹弥)が涙袋形成でヒアルロン酸を注射するときは、皮下や眼輪筋内に少量ずつ注射して、そのつど鏡で確認してもらいます。
涙袋をどれくらい大きくしたいか、どのように作りたいかという要望が、人によって異なるからです。

1-1.ヒアルロン酸注入量の希望は人それぞれ

注入するヒアルロン酸の量は、
「友人や家族に気づかれない程度に、少しだけ入れてほしい」
「自然な範囲内で、できるだけ入れてほしい」
「不自然でもいいから、おもいっきり入れてほしい」
など、いろいろな要望があります。
そのため、少量ずつ注射して、そのつど鏡で確認してもらい、ちょうどいいところでやめるようにします。

◆周囲に気づかれにくい涙袋の症例
20代の女性です。
もともとわずかな涙袋はありますが、笑っていないと、ほとんどわかりませんでした。
周りに気づかれないような涙袋にしたいという希望だったので、左右の下まぶたに、専用のヒアルロン酸を約1.5ccずつ注射しました。

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Before
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After(1週間後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/namida010.html

◆自然でふっくらした涙袋の症例
20代の女性です。
要望に合わせて、自然な範囲内で似合う、ふっくらした涙袋を作りました。

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Before
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After(1週間後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/namida001.html

◆かなり大きめな涙袋の症例
20代の女性です。
涙袋はもともとありましたが、かなり目立つものを希望していたので、通常より多めのヒアルロン酸を注入しました。
涙袋は、もともとあまりない人より、この方のようにある人の方が、ヒアルロン酸を入れるキャパシティーが大きいので、しっかり大きくできます。

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Before
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After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/namida007.html

1-2.どこをどうふくらませたいかも人によって違う

涙袋のどの部分を、どのようにふくらませたいかも、要望が異なることがあります。
「涙袋の縦幅が広いとたるみのようになってしまうので、縦幅が広がらないように注射してほしい」
「涙袋の縦幅はあまり広げず、前方に出るように注射してほしい」
などの要望があります。
やわらかすぎるヒアルロン酸を注入したり、注入のやり方が悪かったりすると、ヒアルロン酸が下に流れ、涙袋の縦幅が広がり、たるみやクマのようになってしまうことがあります。
こうした涙袋は好まれないことが多いですが、まれにこのような涙袋にしたいという方もいます。
当クリニックの涙袋専用のヒアルロン酸なら、下に流れることはなく、程よい縦幅の自然な涙袋を作ることができます。
また、下の方にふくらませて縦幅を広げるのではなく、前方に出るように注入し、立体感を出したいと希望する場合も、ある程度はできることが多いです。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/namida.html

希望に合わせて、涙袋の内側や中央、外側を特にふくらませることもできます。
ただ、涙袋の外側はもともとふくらみがあまりない部分で、ヒアルロン酸を注入するキャパシティーが少ないため、たくさん入らないこともあります。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/namida.html

1-3.わからなければ担当の医者に任せる

どうしたらいいのかわからない方や、自分にはどのような涙袋が合っているのかわからないという場合は、全て担当の医者にお任せするのがいいです。
元の下まぶたの状態によって、どこにどれくらい注入すると自然で、どれだけ以上注入すると不自然になるかは、人によって異なります。
これは、治療経験が豊富な医者にしかわからないことです。
たとえば、元の涙袋がほとんどない人は、ヒアルロン酸を注入するキャパシティーがあまりないため、無理してたくさん注入すると、人工的で不自然になってしまいます。
また、涙袋の外側は、もともとキャパシティーがあまりないところです。
涙袋がない人や小さい人に、外側へたくさん無理に注入しようとすると、きれいにふくらまず、周りに流れてしまうことがあります。

2.アクアミドなどの非吸収性注入物や手術で涙袋を作ることのリスク

当クリニックでは、涙袋を作る場合は、長期持続型ヒアルロン酸のみを使用しています。
アクアミドやアクアジェル、バイオアルカミドなどの、非吸収性で永久になくならない注入物や、シリコン、軟骨や人工のコラーゲン繊維などを入れる手術では、涙袋を作っていません。
涙袋は、下まぶたの眼輪筋という筋肉のふくらみです。
若いときは大きくふくらみ、歳をとるとふくらみが減って平らになります。
涙袋は若さの象徴で、年配の方で涙袋がある人はほとんどいません。
若いときに永久になくならない涙袋を作ると、歳をとっても涙袋が残るため、不自然になったり、下まぶたのたるみとくっついて余計に老けて見えたりすることがあります。
涙袋は、ヒアルロン酸などの吸収されてなくなるもので作るべきです。
当院の涙袋専用ヒアルロン酸は、自然できれいな涙袋ができるし、3〜4年たってもかなりの量が残る長期持続型なので、それで十分だと思います。
ヒアルロン酸注射なら、万が一元に戻したくなったときは、ヒアルロニダーゼを注射すれば、簡単に戻すことができます。
アクアミドやアクアジェル、バイオアルカミドなどの非吸収性の注入物で涙袋を作った場合、元に戻すことはまず不可能です。
軟骨移植や人工のコラーゲン繊維などを入れる手術で涙袋を作った場合も、完全に元に戻すことは不可能です。
涙袋の部分の下まぶたの皮膚は非常に薄いので、自然できれいな涙袋を作るのは、経験と技術を要する難易度の高い治療です。
ヒアルロン酸以外の方法で涙袋を作り、不自然になった場合は、一生その状態でいなければなりません。
なお、アクアミドやアクアジェル、バイオアルカミドについては、「レディエッセやアクアミドにヒアルロン酸よりもあるリスクを解説」でも解説しています。

3.涙袋ヒアルロン酸注射で目の下の小じわを目立たなくできるか

涙袋にヒアルロン酸注射をすることで、目の下の小じわを目立たなくすることはできるでしょうか。
小じわは、皮膚の張りがなくなることでできます。
ヒアルロン酸注射で皮膚をふくらませれば、小じわは目立たなくなります。
目の下の、涙袋が本来ある部位に小じわがあるなら、ヒアルロン酸注射でふくらませれば、その部位の小じわを目立たなくすることは可能です。
涙袋を作りたいし、目の下の小じわも目立たなくしたいという方が、涙袋ヒアルロン酸注射をするなら、欲しかった涙袋ができて、小じわも目立たなくなるので、満足できると思います。
ただ、涙袋が欲しいわけではないけれど、目の下の小じわを目立たなくするために、涙袋にヒアルロン酸を入れたいという方に注射するとどうでしょうか。
目の下の小じわは目立たなくなりますが、別に欲しかったわけではない涙袋ができることになります。
人によっては、やっぱり元に戻したいと、ヒアルロニダーゼを注射して元に戻すことがあります。
涙袋は本来、若さの象徴で、若いときはあっても、歳をとるとだんだんなくなっていきます。
人によりますが、40才を過ぎて、目の下の小じわを目立たなくすることだけが目的で涙袋にヒアルロン酸を注射したとします。
年齢に似つかわしくない涙袋ができて、目の下のたるみのようで、余計に老けて見えることがあります。

4.ヒアルロン酸がなくなると急激に老ける?

ヒアルロン酸注射で涙袋を作り、吸収されてなくなると、しわが急激に増えて、前より老けることはあるでしょうか。
質のいいヒアルロン酸を普通に注射すれば、こうしたことはまずありません。
技術もセンスもある医師に任せて、無理な要求をせずに自然な涙袋を作れば、ヒアルロン酸が吸収された後も、しわが増えたり前より老けたりすることはまずありません。
ただし、無理して必要以上にヒアルロン酸を注入して、皮膚を過度にふくらませて伸ばせば、吸収された後、しぼんで皮膚がたるんだり、しわが増えたりする可能性は0ではありません。
人間の皮膚は、過度に伸ばされると、完全には元通りにならず、皮膚がたるんだり、しわが増えたりすることがあります。
妊娠してお腹が大きくなると、出産後に伸びた皮膚が完全に戻らずしわが増えることがあります。
100キロ以上あった人がダイエットで標準体重になっても、伸びた皮膚がたるむこともあります。
涙袋を作るために、尋常じゃない量のヒアルロン酸を目の下に注入して、過度にふくらませて皮膚を伸ばせば、ヒアルロン酸が吸収された後にしわが増える可能性はあります。
しかし、良識があってセンスのいい医者なら、無理なヒアルロン酸注射をすることはありません。
そもそもヒアルロン酸は、人間の体の中にもともとある物質で、肌の張りを出したり、関節の動きをスムーズにしたりする役割があります。
また、ヒアルロン酸は保水成分なので、質のいいものを肌に注射すれば、その部位の皮膚がうるおうようになります。
ヒアルロン酸が吸収されてなくなるまでの間、みずみずしい肌であり続けて、乾燥予防効果や老化予防効果もあります。
ヒアルロン酸を注射した肌は、注射していない肌にくらべて、老化の進行が遅くなるので、吸収されてなくなった後も、注射していない肌より若々しい状態になっています。
また、ヒアルロン酸は年月をかけて、ゆっくり吸収されていきます。
なくなったとき、急激に老けるということはありません。
ほうれい線や頬、こめかみなどへの注射式しわ取り(長期持続型ヒアルロン酸注入)や、マンマリーヒアル(プチ豊胸術・ヒアルロン酸豊胸術)でも、同じことがいえます。

5.まとめ

涙袋がもともとない人は、ヒアルロン酸を注入するキャパシティーがないため、無理にたくさん注入すると、人工的で不自然になってしまいます。
また、涙袋の外側も、ヒアルロン酸を注入するキャパシティーが少ないので、たくさん入りません。
アクアミドやアクアジェル、バイオアルカミドなどの非吸収性の注入物や、シリコン、軟骨や人工のコラーゲン繊維などを入れる手術で涙袋を作った場合、元に戻すのは不可能です。
こうした方法で涙袋を作ると、歳をとっても残るので、不自然に見えたり、下まぶたのたるみとくっついて余計に老けて見えたりします。
目の下の小じわを目立たなくするためだけに、涙袋にヒアルロン酸を入れると、当然ですが涙袋ができます。
特に涙袋を希望していなかった場合、人によっては元に戻したくなり、ヒアルロニダーゼで吸収させることがあります。
ヒアルロン酸は、人間の体の中にもともとある保水成分で、年月をかけてゆっくり吸収されます。
なくなったからといって、急激に老けるわけではありません。