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二重まぶた手術で必ず満足するカウンセリングのポイント

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美容整形では、手術前のカウンセリングがとても大切です。
ここでは、特に希望者が多い二重まぶた手術前のカウンセリングについての、注意点をまとめました。
二重まぶた手術を受ける際の参考にしてください。

1.希望の二重にするための最終確認時の注意点

埋没法や切開法のときは、まぶたに重瞼棒(じゅうけんぼう)を当てて予定の二重のラインを作り、鏡で確認します。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/topics/column/face/142.html
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【出典:http://www.takasu.co.jp/topics/column/face/142.html

重瞼棒を当てたラインで糸を留めたり切開したりすれば、手術の腫れが完全に引いて完成したとき、ほぼ鏡で確認した二重になります。
鏡で確認するとき、非常に重要な注意点がいくつかあります。
(1)首と背筋をまっすぐ伸ばして垂直の姿勢を保つ
(2)鏡を自分の顔の真正面にする
(3)目は中等度の力で普通に開けてニュートラルの状態に
(4)眉毛を上げない
以上4点です。
1つでもおこたると、手術が終わって腫れが引いて完成したとき、必ず希望していた二重の幅より広すぎたり狭すぎたりします。
自分のなりたい二重の幅、形に非常に細かい希望がある方は、4つの注意点をしっかり理解し、厳格に守って確認してください。
自分に一番合った自然な二重にして欲しいから、医者に全てまかせる方は、デザインを確認するだけなので、特に気にしなくても大丈夫です。

1-1.首と背筋をまっすぐ伸ばして垂直の姿勢を保つ

必要以上にあごを引いて鏡で確認すると、下からにらむ形になるので、目を開けた状態での二重の幅が狭く見えてしまいます。
この状態で二重の幅を確認して手術をすると、腫れが引いて完成したとき、想像していた幅より広くなってしまいます。

1-2.鏡を自分の顔の真正面にする

もし、鏡を自分の顔の真正面より下にして二重を確認すると、見下げた状態になるため、幅が広く見えてしまいます。
この状態で確認してから手術をすると、完成したときは、予定していた二重の幅より狭くなってしまいます。

1-3.目は中等度の力で普通に開けてニュートラルの状態に

もしも、必要以上に目力を入れて目を見開いて鏡を見ると、目を開けた状態での二重の幅が狭く見えてしまいます。
目を見開いたままで確認してから手術をすると、手術後に腫れが引いて完成したとき、思っていた二重の幅より広くなってしまいます。
逆に、目力を入れなさすぎる状態で確認すると、二重の幅が広く見えてしまいます。
この状態で二重の幅を確認して手術をすると、腫れが引いたときに、希望していた二重の幅より狭くなってしまいます。

1-4.眉毛を上げない

眉毛を上げると、つられてまぶたも上がるため、目を開けた状態での二重の幅が広く見えてしまいます。
そのため、眉毛を上げたまま二重を確認して手術をすると、手術後は想像していた幅より狭くなってしまいます。
まれに、自分の顔を鏡で見て二重の幅を確認するとき、無意識に眉毛を上げて見てしまう方がいます。
確認するときは、意識して眉毛を上げないようにする必要があります。

2.芸能人のスッピン画像を参考にするのは危険

埋没法、切開法などの二重まぶた手術のカウンセリングをしていると、時々、モデルやアイドルのスッピンの写真を見せて、「この人の目みたいに、スッピンでも自然な二重にしたいんですよー」という方がいます。
しかし、そうした芸能人のスッピン画像を二重まぶた手術の参考にするのはおすすめしません。
そうした写真は、ちょっと幅の広い平行型二重の場合が多いです。
でも、きれいに見えるように加工してあったり、奇跡的にきれいに見えていたりする可能性が高いのです。

2-1.写真集やグラビアは厳選してデジタル加工修正している

写真集やグラビアなどのスッピン写真は、ほぼ100%デジタル加工修正してあります。
しかも、写真集やグラビアは、何千〜何万枚も撮影し、その中からきれいに撮れている写真を厳選しています。
本当のスッピン顔は、二重のラインの下の皮膚がぷっくりふくらんで、まつ毛の生え際にかぶさった、眠そうな幅広い平行型二重かもしれません。
しかし、厳選した写真を加工修正すれば、きれいで自然な幅広い平行型二重に見せることができます。
そうした芸能人は、実際に生でスッピン顔を見ると、すごく不自然な二重であることが多いです。

2-2.ブログやSNSの写真は“奇跡の1枚”

モデルやアイドルが、ブログやSNSなどに投稿するスッピン顔の写真も要注意です。
彼女たちは、「普段は厚化粧だけど、素顔もかわいいんだよ」とアピールするため、あえてスッピン顔の写真をアップします。
たった1枚のスッピン顔の写真をアップするため、何十〜何百枚もの写真を自撮りします。
光の当たり具合、目力の入れ具合、表情、角度を変えて撮り、その中から一番自然でかわいらしく撮れている写真を厳選します。
その写真は、“奇跡の1枚”といえます。
モデルには、元は目が小さいのに、派手なアイメイクで無理やり目を大きく見せるため、アイプチなどで不自然な幅広平行型二重にしている方も多いです
すごく不自然な二重でも、写真の撮り方によっては、自然でかわいらしく見えてしまうこともあります。

3.二重まぶた手術でコンピューターシミュレーションしない理由

当クリニックでは、目の他、鼻、輪郭などの手術のカウンセリングの際に、コンピューターシミュレーションをすることが多いです。
しかし、二重まぶた手術に関しては、コンピューターシミュレーションをしないことが多いです。
コンピューターシミュレーションでは、さまざまな角度の画像を見ることが可能です。
ただし、あくまでもパソコン上の画像なので、平面、二次元を見ていることになります。
手術で二重まぶたを作るということは、非常に複雑な操作で、術後にさまざまな変化をもたらします。
手術の方法やデザインによって、術後のまぶたの厚み、まぶたの開き、二重の幅、まつ毛の生え際がどれくらい見えるか、二重のラインの下の皮膚がぷっくりふくらむか平らになるかなどが、微妙に違ってきます。
現在、当クリニックでは、最新式のコンピューターシミュレーションソフトを使用しています。
しかし、二重まぶた手術に関しては、その微妙な変化をコンピューター画面上で忠実に再現することができないのです。
もし、コンピューターシミュレーションで二重まぶたを作ると、まぶたの上に黒い線を書いて、二重っぽく見せるだけになります。
これでは、実際の術後の仕上がりの二重とは、かけ離れたものになってしまいます。
そのため、二重まぶた手術のシミュレーションでは、重瞼棒をまぶたに当てて、鏡で確認してもらうようにしています。
重瞼棒によるシミュレーションも、術後の仕上がりの二重を100%再現することはできません。
でも、コンピューターシミュレーションで作る二重まぶたより、はるかに術後の仕上がりに近いものになります。

4.手術直前にラインや幅を変更すると不自然になる

私が二重まぶたを作る際、手術までに一連の流れがあります。
まず、カウンセリングで希望する二重の幅、ラインを教えてもらい、私がその方に合った自然な幅、ラインなどをおすすめして、最終的に話し合って手術で作るラインを決定します。
その際、すぐにラインが決まる方もいれば、なかなか決まらない方もいます。
ラインが決まったら、受付事務で手続きし、手術承諾書にサインをして、手術代金をお支払いいただきます。
その後、看護師が手術台、手術器械を準備して、手術室に案内します。
重瞼棒を当てて、カウンセリングで決定した二重のライン、幅を最終確認し、手術をします。
手術後は、腫れが完全に引くと、カウンセリングで決定したライン、幅の二重になります。
しかし、まれに手術直前の最終確認の際に、カウンセリングで決定した二重のラインや幅を変更しようとする方がいます。
その場合、私はその主張を無視することができないため、患者さんの希望のライン、幅で手術することになります。
すると、二重の仕上がりが不自然になってしまいます。

4-1.リスクを説明しても手術直前に変更を要望

たとえば、カウンセリングの際に芸能人やモデルの写真を出して、「二重まぶた切開法でこの人のような平行型二重になりたいです」という方がいます。
しかし、その患者さんのまぶたは、写真とはまったく違い、蒙古ひだが強く発達し、まぶたの開きが悪く、皮膚が分厚く、眼球突出気味だったとします。
その場合、私は、
「あなたのまぶたは開きが悪く、皮膚が分厚く、蒙古ひだが強く発達していて、眼球突出気味なので、この写真とはまったく違います。
あなたのまぶたで平行型二重を作ると、蒙古ひだを乗り越えて幅の広い二重を作らなければなりません。
そうすると、二重のラインの下の皮膚がぷっくりとふくらんで、まつ毛の生え際にかぶさり、まぶたの開きが悪くなって、二重なのに眠たそうな目になります。
その上、目を閉じた状態で切開の傷痕が食い込んだり、くぼんだりして目立ってしまいます。
目を開けた状態の二重のラインの食い込みも強くなり、不自然な二重になります。
不自然になってもいいなら平行型二重を作りますが、自然で自分に合った二重にしたいなら、もう少し幅の狭い末広型二重にするほうがいいです」
と話します。
その結果、「不自然になるのは嫌なので、先生のすすめる末広型二重でお願いします」となり、末広型二重に決定します。
しかし、手術の直前にラインの最終確認をすると、「やっぱり平行型二重でお願いします」といいます。
希望通りに平行型二重を作ると、手術の結果はカウンセリングで私が話した通り、不自然な平行型二重になります。
自然な二重になりたかったのに、結果的に不自然な二重になってしまいます。

4-2.夢と希望をふくらませても手術の結果は現実的

なぜこのようなことになるのかというと、原因はふたつあります。
ひとつは、カウンセリングで医者が説明した内容やリスクを忘れてしまい、手術直前になってラインや幅を変更してしまう場合です。
もうひとつは、カウンセリングでリスクの説明を受けて、当初の希望違う決定をしても、手術の直前になると、「先生はあんなことを言っていたけれど、実際に手術をしたら、自分の理想の二重にしてくれるだろう」と、夢と希望をふくらませてラインや幅を変更してしまう場合です。
いくら夢と希望をふくらませても、美容整形手術の結果はきわめて現実的なので、結果は手術前の説明通り、不自然な二重になります。
美容整形は、健康な体にメスを入れるなどして侵襲(しんしゅう)を加えることで形を変えるもので、エステに行ったり、美容室で髪を切ったり、ブティックで服やアクセサリーを買う行為とはまったく異なります。
美容室で髪を切って自分に似合ってなくても、しばらくすれば髪は伸びるため、また自分に似合った髪型にすることができます。
ブティックで自分に合わない服を買っても、お金は無駄になりますが、失敗を糧に、次はもっと自分に合う服を買うことができます。
美容整形は、手術して自分に合っていない場合、ある程度修正手術ができることもありますが、場合によっては取り返しのつかないことになります。
美容整形は、エステや美容室やブティックとはまったく異なることを、理解しましょう。

5.まとめ

まぶたに重瞼棒を当ててラインを確認する際は、姿勢や鏡の位置、表情などに注意しないと、希望通りの二重にならないことがあります。
芸能人のスッピン画像は、デジタル加工修正してあったり、“奇跡の1枚”だったりするので、参考にしない方がいいでしょう。
二重まぶた手術は、二重だけでなくまぶたやまつ毛にもさまざまな変化があるため、残念ながらコンピューターシミュレーションでは再現することができません。
美容整形手術の結果は現実的なので、手術直前にラインや幅を変更すると、不自然な二重になります。