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二重まぶたの手術を受ける前にこれだけは知っておきたい基礎知識

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二重まぶたの手術は、とても人気があります。
手術方法には埋没法と切開法の2つがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

1.二重まぶたの手術には2種類ある

二重まぶた手術には、埋没法と切開法の2つがあります。
切開法には、さらにミニ切開法と全切開法があります。

1−1.埋没法は糸で固定する

埋没法は、細い糸をまぶたの中に埋め込んで、二重を作りたいラインの皮膚と、まぶたの先端にある軟骨である瞼板(けんばん)などを結びつけて固定する方法です
メスを使わないため、術後のダウンタイム、つまり腫れなどが引く時間が短くてすみます。
料金も、切開法に比べて安くすみます。
糸で留めるだけなので、元に戻すことも可能です。
時間がたつと二重が取れてしまうといわれますが、戻りにくい人もいます。
埋没法は、当クリニックの高須克弥が開発したものです。
当クリニックでは二重が取れにくいよう、線で固定するオリジナルの高須式クイック二重術を採用しています。
一般的には、二重のラインを点で留めます。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/topics/column/face/21.html

1−2.切開法はまぶたの脂肪を取る

切開法は、二重まぶたのラインを決めて切開し、余分な皮膚や脂肪、筋肉などを切除して、傷跡が目立たないよう縫合します。
取れない二重ができますが、埋没法のようにやり直しはできません。
切開法には、ミニ切開法と全切開法があります。
ミニ切開法は、まぶたを1〜2cm切開し、まぶたの腫れぼったい人は必要に応じて脂肪を取り除きます。
全切開法は、まぶたの端から端まで、だいたい3〜4cm切開し、脂肪を除去します。
全切開法よりもミニ切開法のほうが傷が小さいので、術後の腫れが少なく、回復も早くなります。
切開法は、まぶたに脂肪がついて腫れぼったい、まぶたの皮膚が厚い、皮膚のたるみが気になるなどの人に向いています。

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2.埋没法+脂肪取りは意味がない!

「埋没法+脂肪取りはやってないんですか?」と質問されることがあります。
よその激安全国チェーン店系美容外科にはよくあるようですが、これは意味のないメニューです。
まぶたの脂肪を取るなら、最低でもまぶたを5〜15mmは切開しなければなりません。
それだけ切開するなら、ほとんどの場合はミニ切開法で確実な二重が作れます。
埋没法にする意味がありません。
埋没法は、切開法に比べて腫れが少なく、ダウンタイムが短いのがメリットです。
5〜15mmも切開して脂肪を切除したら、結局は切開法と同じくらい腫れて、ダウンタイムも長くなります。
当クリニックには、他院で埋没法+脂肪取りの手術をして、その修正目的で来院される方が多くいます。
そうした方の多くが
「他院の医者などに、まぶたの脂肪が多いから埋没法だけではなく脂肪取りもした方がいいと言われて手術したが、予定の金額よりも高い料金を払わされたのに、腫れぼったさは取れず、二重もすぐ元に戻った」
と言います。
そうした方のまぶたには、脂肪を取った痕は見られません。
おそらく、埋没法だけをして、脂肪はほとんど取っていないと思われます。
高価な手術をすれば医師などに歩合が入るため、同時に脂肪取りも勧めるのでしょう。
当クリニックには、埋没法+脂肪取りというメニューはありません。
埋没法が希望の方には、二重が取れにくい高須式クイック二重術を行っています。
まぶたが腫れぼったくて、脂肪除去を希望する方には、ミニ切開法または全切開法で、脂肪を取ると同時に元に戻らない二重にすることを勧めます。

3.埋没法と切開法はどちらをやる人が多い?

二重まぶたの手術は、埋没法と切開法のどちらをする人が多いのでしょうか。
クリニックや医師によって違うでしょうが、私に関しては、
埋没法:ミニ切開法:全切開法=5:3:2
の割合になります。
どちらの手術にするかは、しっかりカウンセリングをして決めます。
埋没法を選択する方の理由は、
「料金がミニ切開法や全切開法よりも安いから」
「仕事や学校の休みが長く取れないから」
「もし元に戻したくなったら、糸を取って戻すことができるから」
「切開に抵抗があるから」
「両親あるいは恋人が、埋没法は許すけど切開は許さないと言うから」
などです。
一方、ミニ切開法あるいは全切開法を選択する方の理由は、
「元に戻ってしまうのが嫌だから」
「まぶたの腫れぼったさを解消したいから」
「過去に埋没法をしたが、時間がたったら幅が狭くなったり、元に戻ったりしたため、今度は元に戻らない方法でしたいから」
「幅の広い二重が希望で、埋没法では無理なので」
などです。
私の意見としては、二重まぶた希望の方はなるべく、安全性が高く、元に戻ったり、幅が狭くなったりする心配のないミニ切開法あるいは全切開法でさせていただきたいです。
患者さんにもさまざまな理由があるため、じっくりカウンセリングして、どの方法で行うか選択します。

4.二重まぶたは遺伝する?

二重まぶたは、ある程度は遺伝で決まります。
両親の両方あるいは片方が二重まぶたである場合、子供が二重になる可能性は高くなります。
まぶたの遺伝子は、二重まぶたは優性遺伝、一重まぶたは劣性遺伝といわれています。
単純に遺伝の法則に当てはめると以下のようになります。
・二重まぶた同士の子供は、二重になる可能性が非常に高いが、まれに一重まぶたになることもある
・二重まぶたの人と一重まぶたの人との子供は、二重になる可能性が高いが、一重になることもある
・一重まぶた同士の子供は、全員一重になる
この法則はかなり当っていると考えられますが、一概にはいえない部分もあります。
まぶたは、皮膚の厚み、脂肪のつき具合、まぶたを開ける力などで、一重になったり二重になったりすることがあるからです。
子供のときは一重まぶただったのに、大人になったらまぶたの脂肪が減って、皮膚が薄くなり、まぶたが開きやすくなって二重になるということもまれにあります。
太っていた一重まぶたの人がダイエットしたら、まぶたが薄くなって二重になることも非常にまれですがあります。

5.日本や韓国、中国だけ一重と二重が混在するのはなぜ?

日本人は男女とも、一重まぶたが約7割、二重まぶたが約3割といわれています。
アメリカ、ヨーロッパの白人はほぼ全員二重まぶたです。
アフリカ系の黒人もほぼ全員二重まぶたです。
アジアでは、東南アジア、インド、中東のアラブ人、イランなどに住んでいるペルシャ人はほぼ全員二重まぶたです。
一重まぶたは日本、韓国、北朝鮮、中国、モンゴルなどの北東アジアにのみ存在し、二重まぶたと混在しています。
なぜ、日本などの北東アジアのみに一重まぶたと二重まぶたが混在するのでしょうか?
人類が誕生したのは450万年前で、起源はアフリカだとされています。
一部の人々が食糧を求めてアフリカを離れ、東南アジアやアジア大陸、中にははるか遠くシベリアに足を運びました。
日本にも足を運んで住み着きました。
これが、後の縄文人だとされています。
縄文人は彫りが深い顔立ちをしていて、まぶたの皮膚が薄く、ほとんどが二重まぶただったといわれています。
今から約2万年前、氷河期を迎えると、シベリアに住んでいた人たちは寒さに適応するため一重まぶたに進化したようです。
寒さから目を守るため、まぶたの脂肪を増やし、二重まぶたから一重まぶたになったとされています。
つまり、もともとは二重まぶただったのが、環境に適応するため一重まぶたになったという説が有力です。
シベリアに住んでいた一重まぶたに進化した人たちは、暖かくて住みやすい土地を求めて、中国、モンゴル、朝鮮半島(韓国、北朝鮮)、日本へ移り住んだといわれています。
当時、日本はまだ大陸とつながっていました。
一重まぶたに進化して日本に移り住んだ人たちは、弥生人といわれています。
こうして、日本、韓国、北朝鮮、中国、モンゴルでは、一重まぶたの人と二重まぶたの人が混在しているとされています。
日本人は、二重まぶたの縄文人と一重まぶたの弥生人の混血ということになります。

6.レーシック手術をした後、二重まぶたの手術はいつからできる?

レーシック手術を受けた後、いつになったら埋没法や切開法などの二重の手術ができるのでしょうか。
これは美容外科医ではなく、レーシック手術をした眼科医が決めることです。
まずは、レーシック手術を受けた眼科医院に問い合わせてみましょう。
レーシック手術は、眼球の表面の角膜をはがし、レーザーで屈折率を変えた後、はがした角膜を元に戻して視力を矯正する手術です。
手術後は角膜が不安定なので、一定期間、眼球を安静に保つ必要があります。
レーシック手術の後は、埋没法や切開法などの二重手術だけでなく、眼瞼下垂手術、目頭切開、目尻切開、タレ目形成、目の下の脂肪除去、涙袋ヒアルロン酸注射などの目の周りの治療をする場合は、角膜が安定してから行わなければなりません。
レーシック手術は、眼科医院や機械によってやり方が異なります。
手術後の安静期間もそれぞれ異なるため、正確なところは手術をした眼科医院でなければわかりません。
当クリニックが大手レーシック医院数件に問い合わせたところ、一番多かったのがレーシック手術をしてから3ヶ月後でしたが、6ヶ月後というところもありました。
レーシック手術後、目の周りの手術を希望する場合は、まずは手術を受けた眼科医院に問い合わせましょう。

7.まとめ

二重まぶたの手術には、埋没法と切開法の2つあります。
どちらの手術がいいかは、現在のまぶたの状態やどんな二重にしたいか、仕事や学校がどのくらい休めるか、予算などで異なります。
カウンセリングをきちんとして、ベストな二重になりましょう!