美容整形のことならミキペディア

二重まぶたの『幅』の修正手術でできることできないこと

pixta_12525116_M

二重まぶたの幅を修正する手術は、まぶたを診察してから、どの方法で行うかカウンセリングで決めます。
前回の手術の術式やまぶたの状態によっては、修正することができない場合もあります。

1.二重の幅を広くする修正手術

二重まぶたの切開法や眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術をした後、二重の幅を広くする修正手術の術式について解説します。
切開法や眼瞼下垂の手術の後、もっと幅の広い二重にすればよかったと後悔した場合、幅を広げる修正手術ができます。
修正手術では、前回の手術の切開線の上、つまり眉毛側で切開して、新たに二重のラインを作ります。
修正手術は、前回の手術から6ヶ月以上空けて行うのが望ましいです。
手術後6ヶ月は、腫れて二重の幅が広い可能性が高いので、正確なデザインができず、仕上がりの予想がつきにくいからです。
瘢痕が未熟だったり、肥厚していたりして、いい手術ができないこともあります。
6ヶ月以前でも、修正手術が絶対にできない訳ではないですが、6ヶ月以降に手術した場合にくらべて仕上がりが悪くなる可能性が高いので、あまりおすすめできません。

1-1.詳しい術式

(1)デザインと皮膚切開
前回の切開線の傷跡の上、つまり眉毛側に、ペンで新しい切開線をデザインします。
この切開線が、新しい二重のラインになります。
局所麻酔注射をして、メスでデザイン通りに皮膚を切開します。
img_sekkai_mikiya_tech_17
img_sekkai_mikiya_tech_19
img_sekkai_mikiya_tech_20
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

(2)前回手術の二重のラインの癒着を外す
皮膚を切開したところから、はさみで前回の手術の切開線の癒着をはがします。
この操作で、前回の手術の二重のラインがなくなるので、術後に三重になることはありません。
目を閉じたときに、前回の手術の傷跡の食い込みが目立たなくなることが多いです。
必要に応じて、眼窩内(がんかない)脂肪やROOF(眼輪筋下脂肪組織)を除去します。
img_sekkai_mikiya_tech_21
img_sekkai_mikiya_tech_22

【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

(3)新しい二重のラインの作成
まつ毛側の皮膚→挙筋腱膜の断端や瞼板前結合組織→眉毛側の皮膚の順番に糸を通して縫合し、新しい二重のラインを作成します。
最後に、皮膚同士をていねいに縫合します。
目を開けると、新しいラインで皮膚が折れ曲がり、二重の幅が広がります。
前回の二重のラインでは折れ曲がらないので、三重になりません。
img_sekkai_mikiya_tech_24
img_sekkai_mikiya_tech_27
img_sekkai_mikiya_tech_28
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

1-2.他院で切開法を受けた後で幅を広げる修正手術をした症例

20代の女性です。
6ヶ月前に他院で切開法を受けましたが、希望の幅より狭く、内部処理が不十分なため二重のラインがガタガタで、左右非対称でした。
修正手術後は、目を開けた状態で約2mm幅の、ほぼ左右対称の平行型二重になりました。
皮膚切除、脂肪除去はしていません。
傷跡は2本になっていますが、それほど目立ちません。

ba_sekkai30_b
Before
ba_sekkai30_a01
After(6ヶ月後)
ba_sekkai30_a02
After(6ヶ月後 目を閉じた状態)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/eye_modify009.html

2.二重の幅を狭くする修正手術

切開法や眼瞼下垂の手術をした後、二重の幅を狭くする修正手術の術式について解説します。
切開法や眼瞼下垂の手術を受けた後、もっと幅の狭い二重にすればよかったと後悔する方がいます。
「他院で切開法をしたけど、希望した幅より広くされた」
「好きなモデルさんの幅の広い平行型二重に憧れて、切開法で幅広二重を作ったけど、実際にやったら自分には似合わないことがわかったから」
「目を大きくしたくて二重の幅を広くしたのに、スッピンのとき、かえって眠そうな目になったから」
「幅広平行二重にして最初は気に入っていたが、家族や友人に『整形っぽくて不自然だよ』と言われて、その言葉がどうしても引っ掛って気になるようになったから」
などが理由です。
前回の切開線の傷跡を含めたまつ毛側の皮膚を切除して、前回の二重のラインより下、つまりまつ毛側に新しいラインを作って、幅を狭くする修正手術ができる場合があります。
幅を広げる修正手術と同じように、前回の手術から6ヶ月以上空けて行うのが望ましいです。
6ヶ月間は、腫れて二重の幅が広かったり、瘢痕が未熟だったり、肥厚してたりするので、正確なデザインがしにくく、いい手術もできないことが多くなります。
6ヶ月以前でも、修正手術が絶対にできない訳ではないですが、仕上がりが悪くなる可能性が高いので、あまりおすすめできません。

2-1.皮膚を切除する術式

(1)皮膚切除
手術前は、目を閉じると、前回の手術の切開線の傷跡があります。
局所麻酔注射をして、この傷跡を含めたまつ毛側の皮膚を切除します。
img_sekkai_mikiya_tech_30
img_sekkai_mikiya_tech_33
img_sekkai_mikiya_tech_34

img_sekkai_mikiya_tech_35

【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

(2)新しい二重のラインの作成
前回手術の二重のラインの癒着があれば、可能な限り解除して、必要に応じて余分な眼窩内脂肪とROOFを切除します。
まつ毛側の皮膚→挙筋腱膜の断端や瞼板前結合組織→眉毛側の皮膚の順番に糸で縫合して、二重のラインを作成します。
img_sekkai_mikiya_tech_36
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

(3)皮膚の縫合
皮膚同士をていねいに細かく縫合して終了です。
新しい二重のラインで皮膚が折れ曲がり、幅は狭くなります。
img_sekkai_mikiya_tech_39
img_sekkai_mikiya_tech_41

【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

2-2.他院の切開法の後で二重の幅を狭くした症例

20代の女性です。
6ヶ月以上前に、他院で切開法を受けましたが、幅だけでなく、二重のラインの食い込みや切開線の高さにも、大きな左右差がありました。
左目の広すぎる二重の幅を狭くして、右目の幅に近づけることにしました。
前回の手術では、左目の切開線はかなり上、つまり眉毛側にありました。
右目に合わせ、切開線を含めたまつ毛側の皮膚を大量に切除してしまうと、まぶたの皮膚が足りなくて、目を閉じることができなくなります。
左目は、前回の切開線を含めたまつ毛側の皮膚を、安全な範囲内で切除して、二重のラインを再固定しました。
右目は、幅をあまり狭くせず、食い込んだ切開線を含めた皮膚の表層だけを最小限切除して、皮膚の表面を細かく縫合しました。
術後は、修正手術前より左右差が少なくなりました。

ba_sekkai54_b
Before
ba_sekkai55_b
Before(目を閉じた状態)
ba_sekkai54_a01
After(6ヶ月後)
ba_sekkai55_a01
After(6ヶ月後 目を閉じた状態)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/eye_modify017.html

2-3.眼瞼下垂の手術でも二重の幅を狭くできる

眼瞼下垂の手術を行い、まぶたの開きをよくしで、目を開けた状態の二重の幅を狭く方法もあります。
もともとまぶたの開きが悪い人、あまりよくない人が切開法で幅の広い二重を作った場合、眼瞼下垂の手術をしたのに開きがよくなってない人が適応になります。
これらの場合、眼瞼下垂の手術を行ってまぶたの開きをよくすると、目を開けた状態の二重の幅が狭くなります。
皮膚を切除する方法と、眼瞼下垂の手術を組み合わせて、二重の幅を狭く修正することもできます。

img_sekkai_mikiya_tech_44
img_sekkai_mikiya_tech_45

【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

ただ。眼瞼下垂の手術でまぶたの開きを大きくしすぎると、ビックリ目やギョロ目のようなキツい目になったり、黒目の上の白目が見える上三白眼になったりします。

img_sekkai_mikiya_tech_46
img_sekkai_mikiya_tech_47

【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

もともとまぶたの開きがいい人が、切開法で幅の広い二重を作った場合、眼瞼下垂の手術でさらに開きをよくすると、不自然になることがあります。
眼瞼下垂の手術でまぶたの開きをよくして、同時に幅の広い二重を作った場合も同じです。

2-4.皮膚を切除する方法と眼瞼下垂の手術で二重の幅を狭く修正した症例

20代の女性です。
他所のクリニックで、切開法で幅広平行型二重にしました。
もともとまぶたの開きがよくなく、軽い眼瞼下垂だったので、切開線の位置が高い幅広の二重を作ると、まぶたが開かず逆に眠たそうな目になります。
前回の切開線を含めてまつ毛側の皮膚を1mm切除し、眼瞼下垂の手術でまぶたの開きをよくして、目を閉じた状態で10mmの位置で二重を作り直しました。
蒙古ひだが発達していたので、目頭切開も行いました。
術後は、目を開けた状態での二重の幅が2mmくらいになり、まぶたが大きく開いた、目ヂカラのあるきれいな平行型二重になりました。

ba_ganken36_b
Before
ba_ganken36_a01
After
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/eye_modify004.html

2-5.皮膚を切除できず二重の幅を狭く修正できないことがある

皮膚を切除して幅を狭く修正する手術は、切除しすぎるとまぶたを閉じられなくなり、半目になってしまうという問題点があります。

img_sekkai_mikiya_tech_42
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

前回の手術で皮膚を切除していると、修正手術であまり切除できず、狭くする幅が制限されてしまう場合があります。
前回手術で大量に切除されている場合は、これ以上やると目を閉じられなくなると予想されるので、皮膚を切除して幅を狭くする手術ができないこともあります。
また、前回の手術でかなり幅を広くしている場合は、皮膚を切除しても、希望する幅まで狭くすることができないことがあります。

2-6.皮膚を切除しないで二重の幅を狭くすると三重になる

皮膚を切除できない場合は、前回の手術の切開線の下、つまりまつ毛側を切開して、脂肪などの内部組織を新しい切開線より上の眉毛側に移動させる方法があります。
この術式は、新しく作る二重のラインの上のボリュームが足りず、予定外の重瞼線が出て、三重になるリスクが高くなります。

img_sekkai_mikiya_tech_43
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

予定外重瞼線が出ないよう、術後に埋没法の糸で吊り上げたり、袋綴じをしたりという予防処置もしますが、ボリュームが足らなければ三重になってしまいます。
ボリュームを足すため、脂肪注入や移植をすることもありますが、目を閉じた状態でまぶたが凸凹になったり、予定外重瞼線が治らなかったりする可能性があります。
かえってひどくなることもあるので、あまりおすすめできません。

2-7.目頭側の二重の幅を狭くするのは難しい

皮膚を切除して幅を狭くする修正手術も、眼瞼下垂の手術で幅を狭くする方法も、二重の中央部分や外側、つまり目尻側の幅を狭くすることはある程度できます。
ただ、内側、つまり目頭側の幅を狭くするのは難しいことが多いです。
内側は、中央にくらべるとまぶたの開きが弱く、外側にくらべると二重のラインの下のまつ毛側の皮膚が少ないからです。
場合によっては、中央と外側の二重幅を狭く修正することができても、内側だけは狭くできないこともあります。

img_sekkai_mikiya_tech_48
img_sekkai_mikiya_tech_49

【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/eye/modify.html

3.まとめ

切開法や眼瞼下垂の手術の後、もっと幅の広い、もしくは狭い二重にすればよかったと後悔した場合、修正手術ができます。
修正は、前回の手術から6ヶ月以上空けて行うのが望ましいです。
幅を広くする修正手術は、前回の切開線の上に、新しい二重のラインを作ります。
狭くする手術では、前回の切開線を含むまつ毛側の皮膚を切除して、前回より下に新しいラインを作ります。
ただ、前回の手術でまぶたの皮膚を大量に切除されている場合、これ以上切除すると目が閉じられなくなる可能性もあるので、この手術ができないこともあります。
また、眼瞼下垂の手術でも、二重の幅を狭くすることができます。