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自然で似合うかわいい顔に限られた予算でもなる方法を医師と考える

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自然で自分に似合う顔に整形するには、どうしたらいいのでしょうか。
インターネットなどで美容整形について調べると、ああもしたいこうもしたいと、要望ばかりがふくらんでしまいがちです。
予算も限られているので、どこからすればいいか悩んでしまいます。
そんな疑問に答えます。

1.自然で自分に似合う顔に整形する方法

「自然で自分に似合う顔に整形するには、どうしたらいいですか?」
と、いろいろな方に質問されます。
答えは、非常に簡単です。
美的センスがあって、手術の腕のいい医者に、
「自然で自分に合う顔に整形して、私をかわいらしく、またはイケメンにしてください」
と言って、デザインを全て任せることです。
たとえば、私のカウンセリングを受ける方は、目の手術、鼻の手術、その他のパーツの手術にしても、半分くらいの方は、
「先生にお任せするので、自分に合う自然な二重でお願いします」
「自分の顔に合う自然でバランスのとれた鼻にしてください。先生にお任せします」
と言います。
人間は誰でも、その人の顔の土台に合う、もっとも自然で似合うパーツのデザインがあります。
その人の顔の欠点を治して解消し、自然で似合う形にすれば、必ずかわいらしく、もしくはイケメンの顔になります。

1-1.要望どおりのデザインだと7割は不自然な顔になる

残りの半分の患者さんは、どうなのでしょうか。
「この人のように、目を開けた状態で2mmくらい幅が見える、ラインが目頭側からちゃんと始まっている幅の狭い平行型二重で、目頭側から目尻側まで幅が同じになるようにしてください」
「この人と同じくらい鼻を高くして、鼻筋を通して、正面から見て下向きの矢印みたいになるように、鼻先を下に下げてください」
などと、なりたい顔の芸能人の顔を、雑誌の切り抜きやスマートホンなどで見せて、デザインを細かく要望します。
この場合、もし、私が要望どおりのデザインになるよう手術をすると、3割くらいの方は自然に仕上がりますが、残りの7割の人は顔が不自然になります。
なぜ不自然になるのかというと、その人の骨格、皮膚の厚みなどを無視して、全く異なる顔の土台の人のパーツに無理やり近づけようとしなければならないからです。
「隣の芝生は青い」ということわざもありますが、人間というのは、自分が持っていなくて他人が持っているものに憧れ、欲しがる生き物です。
仮に、顔全体が平坦で凹凸が少なく、まぶたの皮膚が分厚くて、蒙古ひだが張っている一重まぶたの人がいたとします。
そういう人は、顔にある程度は凹凸があり、まぶたの皮膚が薄く、蒙古ひだがあまり発達していない、自然な狭い平行型二重に憧れます。
希望どおり、幅の狭い平行型二重を全切開法で作ったとします。
二重のラインは、蒙古ひだを無理に乗り越えるなどして、まぶたのしわに逆らうため不自然でガタガタになります。
まぶたの厚みも余計に強調されるので、目を開けたときも閉じたときも食い込みが不自然に強くなります。
二重のラインの下の皮膚はぷっくりと不自然にふくらんで、まつ毛の生え際は隠れて見えなくなり、傷跡も食い込んで目立ってしまいます。
こうした顔の人は、全切開法で目がくぼまない程度にまぶたの脂肪を取り、内側半分くらいは奥二重で、目尻側にわずかに幅が見えるくらいの末広型二重を作ります。
そうすれば、黒目がもっとも大きく見えるので、必ず自然でかわいらしく、もしくはイケメンになります。

1-2.希望のパーツを自然にしたいならカウンセリングでよく話し合う

顔全体が平坦で凹凸が少なく、のっぺりとした顔で、鼻が低くて、鼻筋が通っておらず、鼻先の皮膚が分厚いだんご鼻の人はどうでしょう。
こうした人は、顔全体に適度に凹凸があり、鼻が高くて鼻筋が通っており、鼻先の皮膚が薄くて、先がきれいに細く下がっている鼻に憧れます。
無理して手術で希望の鼻に近づけようとすると、眉間から鼻筋にかけて高いプロテーゼを入れ、鼻尖(びせん)縮小と鼻中隔(びちゅうかく)延長で、無理やり鼻先を細くして下へ出すことになります。
すると、のっぺりした平らな顔に、鼻だけ浮き上がって眉間から生えているようなアバター鼻になり、だんご鼻から鼻先だけが飛び出ている非常に不自然な形になってしまいます。
二重まぶたの手術でも、鼻や他の手術でも、元の骨格を他人と同じにしたり、厚いまぶたや鼻先の皮膚を、もともと皮膚が薄い人と同じくらい薄くしたりすることは、物理的に不可能です。
自然で自分に似合う顔に整形したいなら、デザインを自分で決めるのではなく、美的センスがあり、手術の上手い医者に任せたほうが安心です。
顔全体が平坦なら、シリコンプロテーゼや長期持続型ヒアルロン酸注射で、高すぎない鼻筋を作ります。
さらに、だんご鼻を適度に残したまま鼻尖縮小と耳介軟骨移植をするくらいにすれば、その人の顔の土台に合った、自然で似合う整形っぽくない鼻になります。
患者さんは、インターネットなどで美容整形についていろいろ勉強して分かっているつもりかもしれませんが、実際には1%も分かっていない場合がほとんどです。
本当に美容整形を理解するには、基本的な医学、生理学、解剖学を学び、形成外科を学び、美容外科手術の経験を積む必要があり、トータルで20年はかかるからです。
患者さんがこと細かくデザインを決め、そのとおりに医者に手術をさせた場合、ほとんどが不自然でおかしな顔になります。
なるべく不自然にならないよう、自分の希望する形のパーツになりたいなら、担当医とカウンセリングでしっかりと話し合い、ある程度妥協してデザインを決めることが大切です。
ただ、不自然になってもいいから、自分の希望するパーツになりたいという方は、デザインをこと細かに決め、医者に頼んでもいいでしょう。

1-3.センスが偏る手術が下手な医者だと不自然な仕上がりに

デザインを担当医に任せる場合、その医者の美的センスが偏っていたり、手術が下手だったりすると、当然不自然な仕上がりになる可能性があります。
たとえば、外人、特に西洋人の鼻こそがもっとも美しいと考えている医者や、その医者の弟子に、デザインを全て任せて鼻の手術をお願いしたとします。
すると、日本人特有ののっぺりした平らな顔の人にも、西洋人のような鼻を作ってしまうため、当然、鼻だけ浮き上がったような、顔に合わない不自然な形にされてしまいます。
いずれにしても、いい医者を選ぶことと、しっかりカウンセリングをして、納得してから手術をお願いすることが肝心です。
当クリニックには、美的センスが極端に偏った医者はいないし、ベテランの手術の上手な医者ばかりです。
自分に似合う自然な仕上がりにしたい場合は、任せてもらえたら安心して手術を受けられると思います。

2.複数の部位を手術したいならまず最大の欠点から治して

「埋没法と鼻とあごのヒアルロン酸注射とエラボトックスの小顔注射をしたいのですが、美容整形は初めてです。
一度に全部やって変わりすぎるのは嫌なので、まず1つだけやってみたいと思っています。
その場合、どこからするのが一番変わりますか?やはり目ですか?」
「切開法と鼻とあごのシリコンプロテーゼと唇を薄くする手術をしようと思ってます。
予算の都合で全てすることができないので、まず2つくらい手術したいです。
その場合、どの部位を先に手術すべきですか?順番を間違えるとバランスが悪くなることはありますか?」
メールなどで、よくこんな質問があります。
目、鼻、口、あご、輪郭など、複数の部位を手術したいのに、予算などの都合で一度に全部できない場合、まずどこから手術すればいいか、悩んでいる方がよくいます。
この場合、私は診察してから、その人の顔のパーツの最大の欠点から治すようにアドバイスすることが多いです。
美容整形でかわいい、美人またはイケメンになる近道は、まずその人の顔の欠点を治すことです。
例を挙げると、
・一重まぶたで細くて陰気な目を、二重まぶたにしてぱっちりとした大きくて明るい目にする
・目と目が離れていて目の横幅が小さい人は、目頭切開でバランスのいい大きな目にする
・低すぎる鼻を、ヒアルロン酸注射やシリコンプロテーゼで高くして鼻筋を通す
・小鼻が広がって鼻の穴が大きい人は、小鼻縮小(鼻翼縮小)手術をする
・鼻先が上がっている人は、耳介軟骨移植で鼻先を下げる
・分厚い唇は、手術で薄くする
・引っ込んでいる貧相なあごを、ヒアルロン酸注射やシリコンプロテーゼで出す
・エラが張った大きな顔は、エラボトックス注射で小顔にする
などです。
診察して、その人の顔の最大の欠点が分厚くて細い一重まぶたの目なら、まず切開法をおすすめします。
大きく広がった小鼻が最大の欠点なら、小鼻縮小(鼻翼縮小)手術をおすすめします。
2〜3ヶ所手術するなら、その人の顔のパーツを欠点の大きさで優先順位をつけて、大きな欠点から順番に手術することをおすすめします。
この場合、顔の欠点が改善し、その分かわいい、美人またはイケメンになるので、手術前よりバランスが悪くなることはありません。
一般的に、人の顔の印象で一番変わる部位は目なので、その人が一重まぶたで細い目をしている場合は、まず二重まぶたの手術をおすすめすることが多いです。
ただ、適度にきれいな二重まぶたの人が、幅をもう少し広げたい、さらに他の部位も手術したい場合で、他の部位の欠点のほうが目立つなら、まず他の部位の手術をすすめることが多いです。

3.まとめ

自然で自分に似合う顔に整形するには、美的センスがあって、手術の腕がいい医者に、デザインを全て任せるのが一番です。
「目を開けた状態で2mm幅で、目頭側から目尻側までが同じ幅の平行型二重で…」
「鼻を高くして、鼻筋を通して、鼻先を下げて…」
などと細かい部分にこだわると、不自然な顔になりです。
インターネットなどで美容整形について勉強している方も多いですが、美容整形を本当に理解するには、基礎医学から形成外科まで学び、経験を積んで20年かかります。
目、鼻、口、あご、輪郭など、複数の部位を手術したいのに、予算などの都合で一度にできない場合、最大の欠点のパーツから治すようにアドバイスします。
一般的に、人の顔の印象で一番変わる部位は目です。
一重まぶたで細い目の場合は、まず二重まぶたの手術をすすめることが多いです。