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美容整形の麻酔を理解すれば仕上がりはもっと美しくなる

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美容整形に興味はあるけれど、メスを入れるのは痛そう——そんなことを考えた人は、案外と多いのではないでしょうか。
実は、麻酔にはただ痛くならないというだけではなく、仕上がりをより美しくするという効果もあるのです。
美容整形の麻酔について、くわしく見ていきましょう。

1.当クリニックの麻酔について

麻酔は、手術などの痛みを取り除くものです。
美容整形の麻酔は、美しい仕上がりにどう影響するのでしょうか。

1-1.痛さは仕上がりに影響する

「痛い」という感覚は、単に不快なだけでなく、施術部の腫れや傷の治りにも影響します。
痛みを感じると、血管が収縮して出血が多くなるからです。
痛みをできるだけ抑えることは、患者さん本人が快適に感じるだけでなく、きれいな仕上がりの、両方にメリットがあります。
当クリニックでは、局所麻酔の前にクリーム麻酔をしておくことが多くあります。
これは、局所麻酔をする際の注射器の針を差す痛みを抑えるためなのです。

1-2.安心・安全を徹底することも仕上がりに影響する

どんな麻酔も適正に行えば、覚めないとか後遺症が残るという心配はありません。
ただ、どうしても事故率の高い麻酔方法というものがあります。
脊髄に麻酔薬を注射する「硬膜外麻酔」というもので、1000件に1件以上の事故が報告されています。
このため、当クリニックでは硬膜外麻酔そのものを行っていません。

1-3.全身麻酔は専門医が術中ずっとつきそって管理

美容外科の世界では、執刀医が麻酔医をかねるケースが多くみられます。
1人の医師が2つの役割を同時進行しなければいけないので、手術に夢中になるあまり麻酔の調整が上手くできず、事故につながる率は高くなります。
当クリニックでは、施術前に行えば麻酔の作業が終了するクリーム麻酔や局所麻酔などは、執刀医または看護師が行います。
ただし、全身麻酔は術中の微妙な調整を必要とするため、必ず専門の麻酔医がずっとつきそって管理しています。
全身麻酔は、点滴によって麻酔薬を入れますが、効き具合は年齢や体格、生活習慣などによって異なります。
麻酔専門医は、心拍数や脈拍などに目配りしながら、痛みを感じず、しかも効き過ぎない絶妙のバランスを保ちます。
執刀医は、麻酔に関して専門医に任せられるので、施術に専念できます。
これは、執刀医が自分の持てる技術を最大限に発揮できることにつながります。
つまり、仕上がりにも大きな差がつくことになるのです。

1-4.直接命に関わるからこそ麻酔標榜医のクリニックへ

麻酔というのは特殊な分野で、通常の医師免許とは別に「麻酔標榜医」という資格が設けられています。
麻酔標榜医という資格がないと「麻酔科」と標榜(ひょうぼう)することはできません。
これは、麻酔というものが、命に直接関わる行為だからです。
私は、まだ医学生だった時代に、麻酔の重要性を非常に感じたので、医師免許とは別に麻酔標榜医の資格を取得しました。
全身麻酔は専門医の手で、危険な硬膜外麻酔はやらない、局所麻酔の前にはクリーム麻酔を・・・こうした当クリニックのシステムは、麻酔を知り尽くした結果から生まれています。

2.麻酔の種類と特徴

麻酔には多くの種類があります。
ここでは、「全身麻酔」「静脈麻酔」「局所麻酔」「クリーム麻酔」について説明します。

2-1.全身麻酔

点滴によって、麻酔薬を体内へ入れます。
人によっては、口からマスクによる吸入麻酔を併用する場合もあります。
完全に眠っている状態になるので、術中の痛みを感じることはありません。
当クリニックでは、専門の麻酔医が行い、術中の麻酔の状態を細かく管理します。
麻酔の覚め方は、施術終了とほぼ同時に、目が覚めます。
入院の必要がない場合は、術後院内で1〜2時間ゆっくりとお茶を飲みながらリラックスし、完全に麻酔を覚ましてから帰宅します。
通常は局所麻酔で行う施術も、「眠っている間に終わりたい」などの希望があれば、全身麻酔で対応できます。
対応する施術は、フルフェイスリフト、豊胸手術(プロテーゼ挿入)、乳房縮小手術(マンマリダクション)、女性化乳房、広範囲の脂肪吸引・脂肪注入などです。

2-2.局所麻酔

極細の針を使用した注射器によって、麻酔薬を注入します。
この注射の痛みも軽減するため、事前にクリーム麻酔を施します。
注射した部分の周辺のみ、痛みを感じなくなります。
体への負担が少ないよう、麻酔薬は人間のpHと同じアルカリ性に調整しています。
対応する施術は、まぶたに関する施術、隆鼻術などです。

2-3.クリーム麻酔

化粧品のクリームと同じような感触の麻酔薬です。
施術内容と体質などによって、塗布する範囲や量を調整します。
塗って10〜15分程すると、皮膚の感覚が低下します。
局所麻酔や注入施術の注射器の針を差す痛み、レーザー照射時などの痛みを軽減させます。
対応する施術は、ヒアルロン酸注入、ボトックス・ボツリヌストキシン注射、各種レーザー治療などです。

2-4.静脈麻酔

腕の静脈から、点滴によって注入します。
精神安定剤のような効果によって、全身が非常にリラックスします。
術中はうたた寝しているような状態になります。
術後、1〜3時間ほどで麻酔から覚めます。
この後は、院内でゆっくりお茶を飲みながらくつろいで、完全に麻酔を覚ましてから帰宅します。
通常は局所麻酔で行う施術も、「よりリラックスしたい」などの希望があれば、静脈麻酔との併用もできます。
対応する施術は、局所麻酔との併用によるフルフェイスリフトなどです。

3.当クリニックの局所麻酔の注射が痛くない理由

二重まぶたの埋没法や切開法、目頭切開、目尻切開、タレ目形成(グラマラスライン/下眼瞼下制術)、眼瞼下垂、鼻のシリコンプロテーゼ挿入、耳介軟骨移植、鼻翼縮小(小鼻縮小)、鼻尖形成(鼻尖縮小・だんご鼻修正)、あごのシリコンプロテーゼ挿入などの手術で、「他のクリニックでしたときよりも麻酔の注射が痛くなかった」と言われることが多いです。
なぜ、当クリニックで局所麻酔の注射をすると、他のクリニックでするより痛みが少ないのでしょうか。

3-1.局所麻酔注射液にメイロンを混ぜている

当クリニックの局所麻酔注射液には、メイロンという薬を混ぜています。
人間の体液はアルカリ性ですが、局所麻酔注射液は酸性です。
アルカリ性である人間の体に、酸性の局所麻酔注射をすると、注入時に激しい痛みがあります。
局所麻酔注射液にメイロンを混ぜると、局所麻酔注射液が人間のpHに近いアルカリ性になるため、注入時の痛みが少なくなります。

3-2.局所麻酔注射液に新鮮なエピネフリンを混ぜている

エピネフリンは、血管を収縮させる薬です。
新鮮なエピネフリンを局所麻酔注射液に混ぜて注射すると、麻酔した部位の血管が収縮するため、麻酔薬が血管内に吸収されにくくなり、麻酔がよく効くようになります。
また、麻酔が長時間効くようになるため、手術の途中で麻酔が切れることもありません。

3-3.極細の注射針を使用している

注射は一般的に、太い注射針で注射したときよりも、細い注射針で注射したときのほうが痛みが少ないです。
当クリニックでは注射部位、注入量に応じて、最適で極細の注射針を使用しているので、痛みが少なくなります。

3-4.痛くなく注射する技術がある

同じ局所麻酔注射液を同じ注射針で注射する場合でも、注射する医者によってすごく痛い場合と、あまり痛くない場合があります。
局所麻酔注射が上手な医者は、まずポイントとなる部位(神経支配領域の中枢側)に局所麻酔注射をします。
その後、麻酔が効いてきた部位から順番に注射していくので、あまり痛くありません。
しかし、局所麻酔注射が下手な医者は、最初のポイントがどこか分からないので、ずれた位置に注射してしまいます。
その上、麻酔が効いていない部位のあちこちに注射するので、非常に痛いのです。

4.まとめ

痛みを感じると、血管が収縮して出血が多くなります。
麻酔には痛みを抑える働きがありますが、これには手術中の快適さだけではなく、よりきれいに仕上がるというメリットもあります。
当クリニックの局所麻酔の注射は、他のクリニックより痛みが少ないといわれます。
これは、局所麻酔注射液が人間のpHに近いアルカリ性になるようメイロンを混ぜたり、麻酔がよく効くよう血管を収縮させるエピネフリンを加えたりしているからです。
美容外科の世界では、執刀医が麻酔医をかねることが多いですが、当クリニックでは、全身麻酔は必ず専門の麻酔医がずっと管理しています。
事故の確率が低くなるだけでなく、執刀医が自分の技術を最大限に発揮できるので、よりきれいに仕上がります。
こうしたシステムは、麻酔を知り尽くした麻酔標榜医だから生み出せたものなのです。