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美容整形のカウンセリングでわかる自分が本当になりたいもの

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美容整形では、手術前のカウンセリングが大切です。
カウンセリングでは、患者側は自分がどうなりたいのかを、医者にわかりやすく伝えなくてはなりません。
自分が本当はどうなりたいのか、初めて知るのがカウンセリングなのかもしれません。

1.カウンセリングで医師に見せる写真について

カウンセリングのときに、「こういう顔になりたいです」と写真を見せてもらうことがあります。
その写真が有名な芸能人やモデルなら、顔が頭の中にインプットされているし、パソコンで画像を検索することもできるので、問題ありません。
有名でなかったり一般人だったりする場合、写真によっては困ることがあります。
写真が正面から普通に撮ったものならいいのですが、そうした写真は大抵その人がもっともかわいらしく、またはカッコよく見える、いわゆるキメ顔であることが多いのです。
誰でも、その人がもっともかわいらしくまたはカッコよく見える角度があります。
患者さんにとっては、そのキメ顔の写真がかわいらしいまたはカッコいいから、その写真の顔のようになりたいと思うのでしょう。
しかし、キメ顔の写真しか見ることができない医者は、辛いものがあります。
二重の形も、末広型二重は外側から斜めに見ると平行型に見えることがあります。
平行型二重は、内側から斜めに見ると末広型に見えることがあります。
あごを引くと、二重の幅は狭く見えます。
また、キメ顔の写真を撮るときは、目を少しでも大きく見せるために、思いっきり目力を入れているので、本来のまぶたの開きや二重の幅とは異なります。
こうした写真は、自撮りしたものが多いです。
プリントシールも困ってしまいます。
写真が小さすぎてよくわからないし、いろいろな機能を使って目を大きく見せていたりするので、参考にしなければいけないときはかなり辛いです。
若返りのカウンセリングのときに、「昔のこうした二重に戻してください」と免許証の写真を見せていただくのも、小さすぎてわかりません。
カウンセリングのときに見せる写真は、なるべく大きくてわかりやすいものにしてください。

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【出典:http://www.takasu.co.jp/topics/column/face/98.html

2.症例写真について

私は、自分が手術した症例写真を、なるべくたくさん見てもらえるようにしています。
美容整形の患者さんは、どうしても超情報弱者になります。
レストランを選ぶときは、友人や知り合いの詳しい人に聞けば教えてくれます。
服を買いに行くときは、いろいろなお店に入ったり、見たり、試着したりして選ぶことができます。
しかし、美容整形クリニックで手術を受ける場合はそうはいきません。
情報を少しでも提供するため、私は積極的にモニターを募集し、術前術後の症例写真を集め、ブログにアップしています。
医者の力量、手術が上手いか下手かを見るのに、術前術後の症例写真は大きな役割があると思うからです。
ブログの症例写真は、2〜3ヶ月後くらいには、当クリニックのホームページにもアップします。
そのため、私が募集するモニターは、症例写真をブログやホームページにアップする前提で契約します。
ブログやホームページにアップせず、院内だけで症例写真を見せるモニターは、私に関しては募集していません。
見せられる症例写真は、全てホームページにアップしているので、カウンセリングで「症例写真を見せてもらえますか?」と聞かれても、ホームページに出ていない症例写真を見せることはありません。
診察室のパソコンの画面で、ホームページを見せるだけになります。
ホームページにアップしている私の症例写真は、かなりの数があるので、手術を受ける際の参考になると思います。
他のクリニックでは、モニター契約していない一般の患者さんの写真を、その患者さんに無断で他の患者さんに見せたり、院内用の症例写真アルバムを作って他の患者さんに見せたりしているところもあります
当クリニックでは、そのようなことは絶対にしません。
個人情報保護の観点でも問題だし、自分の知らないところで他の人が勝手に自分の写真を見ていると思うと、気分が非常に悪いと思うからです。

3.ハーフ顔やクォーター顔になるには?

最近、ハーフ顔に憧れているから、美容整形でハーフっぽくしたいといわれることが多くなってきました。
モデルやタレントに、ハーフやクォーターの女性が多くなってきたため、その影響が大きいと思います。
一般的に白人と日本人のハーフやクォーターは、純粋な日本人と比べて、ビジュアル的に勝っているところが多いです。
たとえば、
・肌の色が白い
・まぶたは腫れぼったくなく、皮膚が薄く、自然な幅の広い平行型二重
・蒙古ひだが張っていなく、目が離れてなく、目の横幅が広い
・鼻筋がきれいに通っており、鼻先が下に向いている
・出っ歯でない
・頬骨やエラが張ってなく、シャープな輪郭
・腕や脚が長く、スタイルがいい
などです。
これだけ勝っていれば、ハーフやクォーターのモデルやタレントが、テレビや雑誌で活躍するのも納得できます。
芸能界の裏側が書かれている、柳沢きみおの漫画「悪の華」には、自分の娘を芸能人として売り出したいなら、白人と結婚してハーフの子を作ればいいと書かれています。
白人と日本人のハーフやクォーターの顔は、日本人から見て、魅力的で、憧れの対象になることが多いのです。
典型的で純粋な日本人の、一重まぶたの細い目、低い鼻ののっぺりした顔は、憧れの対象にはなりません。
典型的な白人の、高すぎるくらいの鼻、くぼんだ目、青い瞳で彫りが深い顔は、日本人とは程遠いので、憧れている方もいますがさほど多くないようです
典型的な日本人の顔ではなく、典型的な白人の顔でもない、その中間のハーフ顔やクォーター顔が、日本人から見て親近感がわく、優しくてかわいらしい美人顔なのです。
以下に、ハーフに近い顔を作るポイントをあげました。
誰もが全ての施術を受けなければならないわけではなく、元の顔や本人の好みに応じて、必要なことだけ受ければいいと思います。

3-1.目のポイント

ハーフっぽい目になるには、やや幅の広い平行型二重を作る必要があります。
まぶたが腫れぼったい人は、二重を作ると同時にまぶたの脂肪を除去し、すっきりさせなければなりません。
なので、埋没法ではなく、切開法が望ましいでしょう。
また、ハーフの人は眉から目までの距離が近いことが多いので、離れている方は眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術を行い、まぶたの開きをよくして、眉と目を近付ける必要があります。
蒙古ひだが発達している方は、目頭切開を行います。
蒙古ひだを完全か適度になくして、目を内側に大きくし、やや涙丘が見えるようにします。

3-2.鼻のポイント

ハーフの人の鼻は、眉間から鼻先まで全体的に高く、鼻筋が通っていて、鼻先が下に向いていることが多いです。
なので、眉間から鼻先の上までは、ヒアルロン酸注射またはシリコンプロテーゼで、しっかりと高さを出して鼻筋を作ります。
さらに、鼻先を下げるために耳介軟骨(じかいなんこつ)移植か、あるいは鼻中隔(びちゅうかく)延長を行います。
耳介軟骨移植と鼻中隔延長のどちらを選択するかは、どれだけ鼻先を出すかによって決まります。
少し出すだけでいい場合は耳介軟骨移植を、しっかり出す必要があれば鼻中隔延長を行います。

3-3.あご、輪郭のポイント

ハーフの人は、あご先が前下方に出ています。
あごが引っ込んでいる方は、ヒアルロン酸あるいはシリコンプロテーゼで、しっかりと出す必要があります。
エラが張っている人は、エラボトックス・ボツリヌストキシン注射でシャープにし、それでも物足りない場合は骨を削ります。

4.芸能人のようなパーツが際立つ顔になるには覚悟が必要

芸能人の○○みたいな目や鼻になりたいという方は、入念なカウンセリングをして、慎重に施術するようにしています。
なぜなら、芸能人やモデルは見た目が商売道具のひとつなので、他の人よりも目立つため、大げさ過ぎるくらいパーツが際立っていることが多いからです。
しかも、芸能人やモデルは、テレビ画面や雑誌の誌面を通して、二次元の世界で見るものです。
テレビや雑誌で見る分には違和感を覚えないのに、同じような顔の人が同じ学校や職場にいたら、違和感を覚える場合があります。
芸能人やモデルのような際立ったパーツを望む方は、まずはじっくりとカウンセリングをします。
本当にそのパーツにしたい方には、なるべく近づけるように施術します。
そうでもない方は、控え目に仕上げます。
なお、この芸能人やモデルは、清純派女優のようなナチュラル系の美女ではありません。

4-1.アヒル口の例

芸能人やモデルのようなアヒル口になりたいという方に、本当にヒアルロン酸をたっぷり注入して、その人そっくりなアヒル口にすると、半分くらいの方は満足します。
残りの半分の方は、「やったら自分には似合わないことがわかった」「最初は気に入ったけど、友だちに不自然だっていわれて元に戻したくなった」といいます。
ヒアルロニダーゼを注射すれば元に戻すことができますが、せっかく入れたヒアルロン酸が無駄になってしまいます。
なので、ハードなアヒル口になりたいという方は、しっかりとカウンセリングした後、本気でそうなりたい方にだけ、ヒアルロン酸をたっぷり注入します。
慎重にやりたい方は、まず控え目に注入して軽いアヒル口になり、もっとしたくなったら再度注入するようにしています。

4-2.涙袋の例

芸能人のような、ぷっくりとした涙袋を作って欲しいという方もよくいます。
しかし、一般の方にヒアルロン酸で大きな涙袋を作ると、加齢でできる目袋と呼ばれる目の下の脂肪のように見えてしまうことがあります。
老けたり、疲れきったりしたように見えます。
私はいつも、本気で大きな涙袋を作りたいと思っている方だけを、ぷっくりとした涙袋にします。
そうでもない方は、ちょっと控え目に作り、もっと大きくしたかったらヒアルロン酸を追加するのをおすすめしています。

4-3.鼻の例

あるカリスマ芸能人のような、眉間から鼻先にかけてがかなり高く、鼻筋も通っていて、先が斜め下方向へツンと尖った鼻にしたいという方もよくいます。
それとほぼ同じ鼻は、元の鼻にもよりますが、複数の手術を組み合わせれば作ることができます。
絶対に後悔しないという熱心なファンには、手術をすることがあります。
しかし、なんとなくその人みたいな鼻がいいと思っている方に、安易にそのような鼻を作ると、日本人ののっぺりとした顔から鼻だけが浮き上がってしまいます。
いろいろな人に、「ひょっとして、鼻整形してない?」といわれるようになります。
カリスマ芸能人は、突出したパーツを持っている人が多いです。
突出したパーツを持つと、それが整形ではない天然のものであっても、他の人からは整形ではないかと思われるものです。
そのようなパーツになる手術をするなら、術後に人から、「この人は整形してるんじゃないか?」と疑いの目で見られることを覚悟しなければなりません。
その覚悟がないなら、実際のカリスマ芸能人のパーツよりも、マイルドに仕上げる方がいいと思います。

5.まとめ

カウンセリングのとき、参考に見せる写真は、なるべく大きくてわかりやすいものにしましょう。
症例写真は、私に関しては全てブログやホームページにアップしています。
そのため、カウンセリングで「症例写真を見せてもらえますか?」と聞かれても、診察室のパソコンで、ホームページを見せるだけになります。
幅の広い平行型二重、全体的に高く鼻筋が通った鼻、前下方に出たあご先が、ハーフ顔やクォーター顔の特徴です。
ぷっくりしたアヒル口や涙袋、白人のような鼻など、芸能人のようなパーツが際立った顔になるには、整形と指摘されてもかまわないような覚悟が必要です。