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美容整形すると一生メンテナンスしなければならないは真実か医師が解説

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美容整形は、1度やると一生メンテナンスしなければならないと思い込んでいる方がいます。
そういう方は、美容整形についてあまり詳しくありません。
メンテナンスは真実か、医師がきちんと解説します。
美容外科クリニックが混むシーズンと混まないシーズンも説明するので、予約の目安にしてください。

1.美容整形をすると一生メンテナンスしないといけない?

美容整形初心者の方をカウンセリングしていると、
「整形は、1度やると一生メンテナンスしないといけないってネットに書いてあったんですけど、本当ですか?」
と、聞かれることがあります。
この質問は、一言では答えることができないので、ここで整理したいと思います。
まず、美容整形には大きく分けて、効果が半永久的に持続する治療と、効果が一定期間の治療の2つがあることを理解してください。

1-1.効果が半永久的に持続する治療

効果が半永久的に持続する治療には、以下のようなものなどがあります。
●二重まぶた・切開法や目頭切開などの目もとを切開する手術
●シリコンプロテーゼ挿入や耳介軟骨移植などの鼻の手術
●金の糸(ゴールデンリフト)などの糸系の手術
●フェイスリフトなどの切開するたるみ取り手術
●イタリアン・メソシェイプ(イタリアンメソセラピー)・脂肪溶解注射や脂肪吸引
これらの手術に関しては、無理なくその人に合った手術が正しく行われていれば、術後に特別なメンテナンスをする必要は何もがありません。
ただ、人間なら誰にでも、老化現象というものが必ず起こります。
こればかりは避けようがありません。
たとえば、切開法で二重まぶたを作った場合でも、年月がたてばまぶたのたるみが生じることによって、多少は二重の幅の外側が狭くなることがあります。
こうした場合、ふたたびまぶたを切開して、二重の幅を広げることがあります。
フェイスリフトをして、頬や首のたるみ取りをした場合も同じです。
年月がたてば、ふたたび老化によるたるみが生じるので、再度フェイスリフトをすることがあります。
とはいえ、一重まぶたの人が二重まぶたの手術をしないと、二重まぶたの人にくらべてまぶたがたるみやすいままなので、手術をしたほうがしないよりも老化の予防になります。
フェイスリフトも、手術すればそれによって若返った状態から、1歳ずつ年を取ることになります。
それに対して、手術をしていない人は、年を取った状態からさらに1歳ずつ年を取っていきます。
手術をすれば、たとえ10年経過しても、手術していない人にくらべてはるかに若いままでいられます。

1-2.効果が一定期間の治療

一方、効果が一定期間の治療には、以下のようなものがあります。
●ヒアルロン酸注射
●無理のある二重まぶた・埋没法
ヒアルロン酸注射は鼻を高くしたり、あごを出して細く見せたり、しわを目立たなくしたり、バストを大きくしたりすることなどに用います。
ヒアルロン酸は長く持続するものでも、数年たてば吸収されてなくなるので、いずれは元に戻ります。
ヒアルロン酸を注射した状態を維持するためには、定期的に注射することになります。
ただ、ヒアルロン酸注射のメリットは、気軽にできる、ほとんど腫れない、メスを使わない、元に戻すことができるということにあります。
効果が一定期間だからこそ、ヒアルロン酸注射は多くの方から重宝されています。
効果が半永久的に持続する、切開する手術よりも、人気があるともいえます。
二重まぶたの埋没法に関しては、まぶたの薄い人に対して幅の狭い二重を作った場合、まれに20〜30年、あるいはそれ以上、二重が元に戻らないことがあります。
まぶたの厚い人に対して幅の広い二重を作った場合は、ほとんどの人が少しずつ幅が狭くなっていったり、ラインが浅くなっていったりして、元に戻ってしまいます。
元に戻ってしまった場合は、ふたたび埋没法をするか、元に戻るのが嫌なら元に戻らないミニ切開法あるいは全切開法をすることになります。

1-3.メンテナンスが必要と思い込む理由

このように、美容整形には、正しい手術をすれば効果が半永久的に続く治療もあれば、効果が一定期間で、効果を維持するためには定期的な治療が必要なものもあります。
しかしなぜ、「美容整形をすると一生メンテナンスをし続けなければならない」と言う人がいたり、ネット上に書かれていたりするのでしょうか。
それは、美容整形に対して否定的な人や、美容整形をネタにして注目を浴びようとする人が、揶揄してこのような表現をするケースがほとんどなのです。
たとえば、あるアイドルは美容整形疑惑があったり、過去の写真とくらべて美容整形しているのがあからさまだったりします。
そのアイドルをバッシングしたい人が、「あれだけ顔面を大工事してると維持するのが大変」とか、「メンテナンス費用がバカにならない」と揶揄するのです。
また、あるニューハーフタレントは、よくテレビでこんな発言をします。
「おっぱいのシリコンバッグを何回も入れ替えたの〜」
「友達のニューハーフの娘が鼻にシリコン入れたら飛び出しちゃって、何回もやり直してるの〜」
「毎月の整形の維持費用が大変なの〜」
ウケを取るための言葉なのですが、これを観た人は、美容整形をするとそれを維持するためにメンテナンスが必要だと思い込んでしまうのでしょう。

2.美容外科クリニックが混むシーズンと混まないシーズン

美容外科クリニックには、混むシーズンと混まないシーズンがあります。
混むシーズンは、2月3月の卒業シーズンから春休み、ゴールデンウィーク、7月から8月の夏休み特にお盆、12月から1月の年末年始と冬休みです。
それ以外は、比較的混まないシーズンです。
また、それぞれのシーズンによって、多い手術や患者さんの年齢層が異なります。

2-1.混むシーズンにはプチ整形以外の手術が多い

2月3月の卒業シーズンから春休みは、患者さんは中学、高校、短大、大学を卒業した15歳、18歳、20歳、22歳の男女が多く、手術は二重まぶたなどの目や鼻関係が特に多いです。
このような方は、二重まぶたなら埋没法よりもミニ切開法、全切開法の希望が多く、鼻を高くするならヒアルロン酸よりもプロテーゼや耳介軟骨移植のほうが多くなります。
学校を卒業する人たちは、人間関係ががらっと変わる時期で、時間もたっぷりあるので、プチ整形ではなく、元に戻らない手術をやることが多いです。
また、春休みには、卒業する学年ではない中学生、高校生、大学生などの学生さんたちもたくさん来院します。
この方たちも、比較的時間がたっぷりあるので、プチ整形も多いですが、二重まぶたの切開法や鼻のプロテーゼなどの手術をすることが多いです。
ゴールデンウィークは学生さんも多いですが、社会人の方も多いです。
いろいろな年齢層の方がいらっしゃるので、目や鼻などの手術はもちろん、フェイスリフトなどの若返り手術も多いです。
夏休みは、やはり学生さんがたくさん来院します。
夏休みも、比較的時間がたっぷりある人が多いので、プチ整形よりも切開法などの手術が多いです。
お盆は、社会人の方の若返り手術が多いです。
また、夏は水着になったり、肌を露出したりする機会が多くなるので、以下のような治療を希望される方が多いです。
●イタリアン・メソシェイプ(イタリアンメソセラピー)・脂肪溶解注射、脂肪吸引などの痩身治療
●マンマリーヒアル(プチ豊胸術・ヒアルロン酸豊胸術)、脂肪注入、プロテーゼ挿入などの豊胸
●医療レーザー脱毛
●わきなどの多汗症のボトックス・ボツリヌストキシン注射
●入れ墨除去の治療
年末年始や冬休みシーズンは、学生さん、社会人など、あらゆる年齢層の方がたくさん来院します。
このシーズンも、比較的時間がたっぷりある方が多いので、プチ整形よりも切開法などの手術や、フェイスリフトなどの切開する若返り手術をする方が多いです。

2-2.混まないシーズンは術後腫れにくい治療が多い

2-1のシーズン以外の、1月中旬から下旬、4月上旬から中旬、5月中旬から下旬、6月、7月上旬から中旬、9月、10月、11月、12月上旬から中旬は、比較的混まないシーズンです。
ただ、最近は美容治療が進化し、ほとんど腫れない、もしくは全く腫れない治療が増えてきたため、混まないシーズンに治療する方も増えています。
たとえば、二重まぶたの埋没法は、大きな腫れは2〜3日で引いてしまうし、ヒアルロン酸注射はほとんど腫れません。
ウルセラシステムやサーマクールCPTなどの照射系治療もほとんど腫れないし、イタリアンリフトやゴールデンリフトなどの糸系治療も、半日くらいで腫れは引いてしまいます。
当クリニックの場合、混まないシーズンは当日や前日でもカウンセリングや治療の予約ができることが多いですが、日にちや担当医師によってはいっぱいになることもあります。
逆に混むシーズンは、日にちや担当医師によっては、早ければ2〜4週間くらい前にいっぱいになってしまうことがあります。
いずれにせよ、治療したい日にちが決まっている方は、なるべく早い時期に予約することをおすすめしますので、詳しくはクリニックに直接問い合わせてください。

3.まとめ

美容整形初心者の方に「整形は、1度やると一生メンテナンスしないといけないって本当ですか?」と、聞かれることがあります。
まず知ってほしいのは、美容整形には、切開法や耳介軟骨移植などの効果が半永久的に持続する治療と、ヒアルロン酸注射などの効果が一定期間の治療の2つがあるということです。
「メンテナンス」は、美容整形に否定的な人や、ウケをねらった言葉です。
美容外科クリニックには、混むシーズンと混まないシーズンがあります。
混むシーズンは、卒業シーズンから春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始で、それ以外は混まないシーズンです。
混むシーズンは、カウンセリングや治療の予約が2〜4週間前にいっぱいになってしまうことがありますが、混まないシーズンは、当日や前日でも予約できることもあります。