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イタリアンリフトなど糸系リフトアップについて最低限知っておくべきこと

Portrait of attractive woman with smooth skin and beautiful, blue eyes over grey background. Face lifting concept.

糸系のリフトアップとは、糸を埋め込んで肌のハリやたるみを改善する施術です。
イタリアンリフト、イタリアンリフトファインの他に、金の糸(ゴールデンリフト)も人気です。
ここでは、糸のリフトアップについてのよくある疑問に答え、術後の注意点についても説明します。
ゴールデンリフトについては、「切らないアンチエイジング・ゴールデンリフトの誤解や偏見を医師が徹底解明」も参考にしてください。

1.イタリアンリフト、イタリアンリフトファインとは?

イタリアンリフトとイタリアンリフトファインは、ゴールデンリフトと同じ、糸系リフトアップです。
メスを使わず、リフトアップやアンチエイジング効果が得られます。

1-1.イタリアンリフトは頬を引き締める効果が高い

イタリアンリフトは、専用の毛羽立った吸収糸を、極細の針で、顔の数ヶ所に通します。
頬のたるみを引き締める効果が大きい施術です。
糸は10cm以上と長く、左右の頬にだいたい2〜3本ずつ、計4〜6本挿入します。

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イタリアンリフト専用の特殊な針
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左右の頬に糸を3本ずつ入れる
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/italian.html

糸の毛羽立ちが皮下組織にかかることで、リフトアップ効果があります。
糸は吸収糸なので、人体の組織の中に入ると、8〜10ヶ月くらいかけて吸収され、自己コラーゲン繊維に置き換わり、肌のハリを出します。
糸が吸収されても、自己コラーゲン繊維は存在し続けて、たるみを予防してくれます。

◆30代女性の症例
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Before
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After(6ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/italian019.html

1-2.イタリアンリフトファインは顔以外の首や手の甲にも施術可能

イタリアンリフトファインも、専用の吸収糸を、極細の針を使用して挿入します。
糸は1本4㎝程度で、額、こめかみ、目尻、目の下、頬など、顔全体へ格子状に約30本埋め込みます。
糸は6ヶ月程度で吸収され、自己コラーゲン繊維に置き換わります。
糸が吸収されても、自己コラーゲン繊維は残るため、肌のハリを出し続け、老化予防効果を発揮してくれます。

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イタリアンリフトファインのメカニズム
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糸を顔全体に30本埋め込む
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/italianlift_fine.html

肌のハリを出して引き締めるイタリアンリフトファインは、顔以外にも、首、デコルテ、バスト、お腹、ヒップ、手の甲など、どこでも施術可能です。
なお、イタリアンリフトとイタリアンリフトファインは吸収糸を使うので、レントゲンやCT、MRIなどに写る心配は一切ありません。

◆30代女性の症例
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Before
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After(6ヶ月後)
【出典:http://www.takasu.co.jp/operation/common_ope_collect/italianlift_fine015.html

2.糸系リフトアップFAQ

イタリアンリフト、イタリアンリフトファイン、さらにゴールデンリフトのよくある質問に答えます。

2-1.イタリアンリフトファインとゴールデンリフトはどう違う?

イタリアンリフトファインもゴールデンリフトも、肌に糸を挿入する施術です。
ゴールデンリフトの糸は24金なので、1度挿入するとそのままの形で永久に残り、コラーゲンを産生し続けます。
イタリアンリフトファインの糸は約6ヶ月で吸収されるため、効果をもっとも感じられるのが最初の5〜6年になります。
肌のハリを出す効果は半永久的に持続しますが、ゴールデンリフトとくらべるとやや劣ります。
ゴールデンリフトがしたいけれど、金のアレルギーがあったり、疑われたりする方でも、イタリアンリフトファインなら問題ありません。
また、すでにゴールデンリフトをしている方も、イタリアンリフトファインを行うことができます。
イタリアンリフトファインは、ゴールデンリフトと異なる作用でコラーゲンを増やすので、相乗効果でさらなる若返り効果が期待できます。

2-2.糸系リフトアップは歳をとってからやった方がいい?

「イタリアンリフトやゴールデンリフトは、もっと歳をとってからやりたい」
という方がいますが、それは間違いです。
イタリアンリフトやゴールデンリフトには、顔のハリを出すアンチエイジング効果がありますが、どちらかというと、老化を予防するスローエイジング効果の方が大きいです。
そのため、おもいっきり老けてからやるよりも、老ける前あるいは老け初めにやった方が、長い目で見れば得をします。
もちろん、60代70代でやっても効果があり満足できますが、やるなら早ければ早いほど得をします。
医学的に見ると、老化が始まる18歳くらいでやるのが、もっとも効果的です。
実際には18歳で老化を気にしている人はいないので、早ければ20代後半くらい、一番多いのは30〜60代の方です。

2-3.イタリアンリフトやイタリアンリフトファインは何度もできる?

イタリアンリフトやイタリアンリフトファインは、何度もすることが可能です。
これらは、挿入した糸が溶けてコラーゲン繊維に置き換わるので、効果は持続しますが、老化を完全に止めることは不可能です。
イタリアンリフトやイタリアンリフトファインは、1回受けるだけでも満足できますが、繰り返し行うと、さらに効果が期待できます。
繰り返し受けることで、皮膚の下のコラーゲン繊維が増え続け、ハリがさらに出て、老化予防効果は強くなります。
自分のコラーゲン繊維が増えるだけで、異物が残ることはないので、リスクもなく、副作用や合併症が起こることもありません。
繰り返し行う場合の間隔は、理屈的にはいつでも大丈夫です。
極端な話、施術を受けた翌日にまた同じ施術を行うことも可能です。
やりたいと思ったときがやりどきです。
もちろん、1回で大満足されて、2回めはやらない方もいます。

2-4.糸系リフトアップの後で切るフェイスリフトはできる?

イタリアンリフトなどの糸系リフトアップを受けると、将来フェイスリフトなどの切開するリフトアップ手術をしたいときに、問題はあるでしょうか?
糸が邪魔になり、手術ができないことはないでしょうか?
糸のリフトアップを受けた後でも、切開するリフトアップ手術を行うことは可能です。
当クリニックで行っている糸系リフトアップには、イタリアンリフト、イタリアンリフトファイン、ゴールデンリフト、ウルトラVリフトなどがあります。
これらの施術を受けた後でも、ミニリフト、ミディアムリフト、フルフェイスリフト、額リフト、こめかみリフト、ポニーテールリフトなどの切る手術は、問題なくできます。
糸が邪魔になり、手術に支障が出ることもありません。
切るリフトアップ手術をしたことで、以前に受けた糸のリフトアップの効果がなくなったり、施術した意味がなくなったりすることもありません。
糸系リフトアップを受けたことで産生されたコラーゲン繊維は、切るリフトアップ手術を行っても大部分が残るため、さらなる効果が期待できます。
他院で行っている、フェザーリフト、エンジェルリフト、3Dリフト、N-COGリフト、シルエットリフト、ミラクルリフト、スプリングリフト、スプリングアプトス、ミントリフトなどの糸のリフトアップも同じです。
当クリニックの切開するリフトアップ手術は、これらの施術を受けた後でも、行うことができます。
他院で入れた糸をそのまま残して、切開するリフトアップ手術を行うことも可能ですが、入れた糸の効果がない場合などは、糸を除去することもできます。
他院で糸系リフトアップを受けて、期待する効果が得られなかった人でも、切開するリフトアップ手術を行えば、はるかに大きな効果が得られます。

3.糸系リフトアップ後の日常生活の注意点

イタリアンリフト、イタリアンリフトファイン、ゴールデンリフトなどの糸系リフトアップは、糸を入れる部位に局所麻酔注射をしてから、糸を専用の細い針で刺入します。
糸の入れ方は医者によって異なりますが、私に関しては、顔に針穴がつかないよう、髪の毛の生え際や、生え際より有毛部側(髪の毛の生えた頭皮内)から針を刺して糸を入れます。
施術直後は腫れますが、ほとんどは局所麻酔注射によるものなので、大部分は4〜6時間程度で引きます。

3-1.メイクや洗顔は施術当日から可能

メイクは、施術当日からできます。
腫れが引いてからメイクすれば、施術したことは周囲にバレにくいですし、家に帰って家族に会っても気づかれない可能性が高いです。
夜に施術しても、次の日の朝には普通に職場に出勤しても大丈夫です。
洗顔も、当日から可能です。
術後、内出血が生じることはまれです。
もし内出血が生じても、部分的に小さなものが起こる程度なので、コンシーラーなどで十分に隠せます。

3-2.普通の入浴やサウナ浴、岩盤浴、運動は翌日から

糸系リフトアップは、メスを使わない施術で、皮膚を切開したり、縫ったりすることはありません。
皮膚を切開する手術にくらべれば、術後の腫れは少なく、安静にする必要性も低いです。
ただ、皮膚に複数ヶ所針を刺しているので、当日に熱いお風呂へ長時間つかったり、激しい運動をしたりすると、血行がよくなって、腫れが強くなる可能性があります。
そのため、当日は、熱いお風呂に長時間入浴することや、サウナ浴、岩盤浴は避けてください。
当日は、体が温まらないよう、シャワー浴だけにするか、ぬるま湯に短時間浸かるだけにするのが無難です。
運動に関しても、当日はしないのが無難です。
翌日からは、普段通り入浴したり、サウナ浴、岩盤浴したり、運動しても大丈夫です。
施術後2〜3日くらいは、血行がよくなりすぎることで、わずかに腫れや痛みが出ることがあります。
その場合は、自分の体と相談しながら、無理はしないようにしてください。

4.まとめ

イタリアンリフトとイタリアンリフトファインは、ゴールデンリフトと同じ、糸系リフトアップです。
イタリアンリフトは、頬を引き締める効果が大きいです。
専用の毛羽立った長い吸収糸を、左右にだいたい2〜3本ずつ挿入します。
イタリアンリフトファインは、専用の短い吸収糸を、顔全体へ格子状に埋め込みます。
顔以外の首、お腹、ヒップなどにも施術可能です。
どちらも自分のコラーゲン繊維が増えるだけで、異物は残らないので、リスクもなく、副作用や合併症が起こることもありません。
肌のハリを出す効果は半永久的に持続しますが、ゴールデンリフトにくらべるとやや劣ります。
吸収糸を使うので、レントゲンやCT、MRIなどに写る心配は一切ありません。
こうした糸のリフトアップを受けた後でも、切開するリフトアップ手術を行うことは可能です。
メイクや洗顔は、施術当日から可能です。
普通の入浴やサウナ浴、岩盤浴、運動も、翌日からできます。